先日 カーラジオで興味深い話が流れきた。なんでもバタフライという泳法は日本人が開発したという。それによれば 或るオリンピックの水泳競技の直前に、某日本選手が足を痛めた。そのため平泳ぎ式の足を開閉する動作ができなくなった。しかし試合にはどうしても出たい。そこで両足をそろえて上下に動かす泳法(ドルフィンキック)を考案した。それが現在のバタフライとなったという。へぇ〜と思ったので、帰宅してからさっそくウイキpで検索してみた。すると、こんな主旨の記事が。
平泳ぎの泳法規定は「うつぶせで左右の手足の動きが対称的な泳法」と定められていた。しかし1928年のアムステルダムオリンピックで、ドイツのエーリッヒ=ラーデマッヒェル選手が足の動きは平泳ぎ式であったが現在のバタフライに似た手の動きで出場し、銀メダルを得た(日本の鶴田義行選手が金メダル)。
その後1936年のベルリンオリンピックでも数名の選手がこの泳法で好成績を収め、1952年のヘルシンキオリンピックでは平泳ぎで ほとんどの選手がこの泳ぎ方を用いた。そこで1956年のメルボルンオリンピックから、この手の動かし方をバタフライとして独立の種目とした。
このとき日本の長沢二郎選手が膝を痛め、足を開閉する動作ができなくなった。そこで両足を上下に動かす現在の足の動き(ドルフィンキック)で泳いだ。以後、これが現在のバタフライ泳法として定着したそうだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4
ラジオでの話と少し違って ドイツ人(腕の動作)と日本人(足の動作)の合作だったが、日本選手が大きく関与していたのは間違いなかった。いや、歴史とはハプニングの代名詞。
長沢二郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E6%B2%A2%E4%BA%8C%E9%83%8E
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