(235)津波
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インドネシア沖の地震が原因の今回の大津波。まさに空前の大災害でまことに痛ましい。
この津波という用語、英単語になっているとは聞いていたが、朝日新聞には「国際語にもなっている」と書いてあった。へぇ〜、国際語って....ドイツ語でもフランス語でもツナミっていうのかな。それともも国際語=英語っていう意味なのかな....
津は「みなと」という意味。「みなと」は、もとはたぶん「水(み)の戸(と)」(違ってても知らねぇ...)。そこで港、湊、津など、船が係留されるような場所は、いずれも訓では「みなと」と呼ばれる。そんな津(みなと)に押し寄せる波だから津波。
しかし津波は地震がおきればどこでも発生する可能性がある。そして別に地震は日本の専売特許ではない。なら外国でも津波が発生しても不思議ではない。なのにどうして外国語に津波を表す言葉がないのか、ちと不思議。
やはり津波が話題になる頻度が日本が一番大きかったため、外国語にもなったということか。そこでもし中国も地震国で、太平洋岸でしょっちゅう津波が観測されていたとすれば、その発音が国際語となったわけだ。
津波の中国発音はシンパだろうから、もし津波がもとは中国語なら、国際語もシンパになっていたのかな?。
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大門 投稿日:2005/01/13(Thu)
以下のサイトがわかりやすかったので参考までに。
● 津波観測に関して日本は1000年以上の歴史と70件以上に及ぶ記録があり、世界一であること
● 欧米では高潮と津波を区別していなかったこと
● 1946年ハワイを襲った津波がきっかけで、「tsunami」が国際語として定着するようになったこと
など。
http://www.rekihaku.ac.jp/kenkyuu/katudoh/no2/tsuji.html
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あさみ 投稿日:2005/01/14(Fri)
こんにちわ、大門さん
いや、これは素晴らしいサイトを教えてくれてありがとう。
おかげで、津波という表現がいつ頃日本でうまれたとか、どうして英語圏で使われるようになったとか、さらに国際語になっていった経過とががよくわかりました。感謝感謝
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