1ト月に一度くらいのペースでウイルスメールが来る。もちろんすべて添付ファイル付き。本文(英文)があっても、ほんの数行しかないものがほとんどであるが、送り主名だけで、本文も件名もないもの、件名はあっても本文がないものなども結構ある。
以前からパソコンの先生に、「心当たりのないメールは、日本語だろうと英文だろうと無条件に削除すること」と教えられていたので、それを実行していた。しかしあるとき、「月に1回くらい来る」と話したら、「それって多い方では」と言われた。
(そうか、σ(-_-)の場合はサイトでメアドを公開しているから、そうでない人より多いのかも)と思った。これでは本人は削除しているつもりでも、知らぬ間に感染しても困る。そこでさっそくウイルス防止ソフトを購入した。
防止ソフトを買うときは、「結構、高いんだな」と思った。しかしインストールしたら、ウイルスメールが来ると、「ウイルスを検知しました。直ちに検疫しました」とか、「検疫できませんでした。ただちに削除することをお勧めします」とコメントが出る。これは安心だ。
σ(-_-)が送信するメールにしても、すべて自動チェックしてくれる。これで知人に対して知らず知らずのうちにウイルスメールを送信してしまう心配もない。実に素晴らしい。
先日、アウトルックを開けると、添付ファイルの無い英文のメールが届いていた。本文が結構書いてある。もちろん発信人に心当たりはない。いつもなら無条件に削除するんだが、防止ソフトからの警告もない。そこでそのまま本文の最初の方を読んでみた。
すると、「私はテレサ○○といいます。ジンバブエで戦争があり、どうたらこうたら....」と書いてある。(なんじゃいな)と興味が湧いて、もっと詳しく知りたくなった。そこで翻訳ソフトにかけてみた。しかし翻訳ソフトはホントにデキが悪い。何がなんだかさっぱり分からん。
とは言うものの、どうやら中身はこんな話のようだった。
「私はテレサ○○といいます。ジンバブエに住んでいたが、内戦が始まり夫は戦争で殺されてしまった。いま自分はダカールに逃げてきているが、ジンバブエに1350万US$残してきた。息子は○○に避難している。その息子と連絡を取って金を取り戻すことに力を貸してくれたら、10%か20%をお礼に差し上げます」
“ホントか、おい!”、思わずメールしそうになった、と言うのはもちろんウソ。メールするどころか、“こんな手に引っかかる奴がいるのかいな”と思った。
メールすると、それこそ添付ファイル付きで返信メールが届き、「まずこれを読んでください」となっていて、開いたら最後、パソコンがオシャカ。あるいは、「当面の活動資金として、まず10万円を○○へ送ってほしい」くらいの話じゃないのかな。
いずれにしたって怪しい話、このメールもはすぐ削除した。しかしなんとなく後ろ髪が引かれる気がしないでもない。(笑)
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