ポート番号について |
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ルーターの設定などで、ファイアウォールの設定をすると思います。
その手段の1つとして余計なポートを閉じてしまう方法があります。 このページでは、良く使われるポートについての簡単な説明を掲載します。 どのポートは開けておくか、どのポートは閉じるべきかの判断材料程度だと思ってください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1.ポートについて | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
インターネット上の通信において、複数の相手と同時に接続を行なうためにIPアドレスの下に設けられたサブ(補助)アドレスの事です。 0 〜 65535 までの数字が使用されます。 このポートですが、ウェルノウンポート(well-known port)と、エフェメラルポート(ephemeral port)と、2つの種類に分けられます。 ◆ウェルノウンポート HTTP や SMTP など、主要なプロトコルで使用されているポート番号の事を指します。 基本的にはサーバーが、クライアントからリクエストを受付ける為にあるポートです。 0 〜 1023 までのポート番号を使用します。 Linuxでは基本的に root のみがプログラムを使用する事ができます。 ◆エフェメラルポート ウェルノウンポート以外のポートの事を指します。 別名ダイナミックポート(Dynamic Ports)とも呼ばれます。 主に、クライアントがサーバーに対してリクエストを送る為に使用されています。 適当に開いているポートを使って接続します。 基本的には 1024 〜 65535 を使用しますが、OSによって違います。 ちなみにLinuxの場合は 49152 〜 65535 で、Windowsの場合は 1024 〜 5000 です。 ◆レジスタードポート Turbo Linuxの場合、ポート番号 1024 〜 49151 はレジスタードポート(Registered Ports)と言って、特定目的の為に用途が予約されている領域です。 Oracle や PostgreSQL など、アプリケーションが使用します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2.ポート番号一覧表 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
よく管理人が使用するポート(特にファイアーウォールの設定で気にしていたポートです。)を主に掲載した一覧表です。 下の表以外にもたくさんありますが、実際にほとんど使う事が無いと思われるポートなので掲載しませんでした。
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補足 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Linux のポート情報は”/etc/services”に記述されています。 このファイルはサービス名からポート番号を求める為の対応表で、ネットワーク系のプログラムはだいたいこのファイルを参照します。 (xinetd等が参照します。) よって、このファイルを扱う場合は注意してください。 |
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