ネットワークの設定(Plamo Linux) |
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ネットワークの設定は、Linux のインストール時でもできますが、ここでは Linux のインストール後、手動でネットワークを設定する方法の説明です。 IPアドレスとホスト名の設定ファイルが Turbo Linux と違うようです。 ◆ Plamo Linuxには netconfig と言うプログラムがあり、以下の項目の設定が簡単にできます。
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1、ネットワークカードの確認 | ||||||||||||||||||
まず、IPアドレスを確認する "ifconfig" のコマンドでネットワークカード(PCIのLANボードやPCMCIAのLANカードの事)が認識されているか確認します。 このあたりは Turbo Linux も Plamo Linux も同じのようです。 以下の様に出力されていれば、ネットワークカードは認識されています。
ここで "eth0" というのが出力されていたらLinuxはネットワークカードを認識しています。 以下が各項目の簡単な説明です。
ちなみにネットワークカードが複数合った場合は "eth0" 、"eth1" という ふうに連番で出力されていきます。普通はPCIバスやPCMCIAにカードがささっている順番に割り振られるはずですが、一応どっちのカードが "eth0" なのかは確認しておいた方が良いでしょう。 |
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2、IPアドレスとホスト名の設定 | ||||||||||||||||||
IPアドレスの設定ファイルは以下の場所にあります。 /etc/rc.d/rc.inet1 (NIC が2枚になるとrc.inet2になるのか・・・ちょっと確認しておきます。) と言うファイルがあるはずです。これがIPアドレスなど情報が記述されているファイルです。 以下は、ファイルの内容の例です。(26行目あたりから)
ホスト名の設定は以下の場所です。 /etc/HOSTNAME ホストの名前が1行記述されているだけですので、特に説明は要らないかと思います。 上記でも説明しましたが、Plamo Linux にも”netconfig”というコマンドがあり、ホスト名を含めてネットワーク関連の設定を対話形式で行うことができます。 そちらを使用した方が良いかも知れません。 |
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3.DNS(リゾルバ)の設定 | ||||||||||||||||||
リゾルバとは、ホスト名やインターネットのURLをIPアドレスに変換してくれる、名前解決機能の事です。 DNSサーバーの指定をする場合も、ここで設定をします。 この項目も Turbo Linux と同じ内容のようでしたので、そのまま載せておくことにします。 設定するファイルは以下のファイルです。 /etc/resolv.conf /etc/hosts /etc/host.conf ◆ ”resolv.conf”の説明 この設定ファイルでは、DNSサーバーを指定する事ができます。 以下が”resolv.conf”の例です。
以下が”resolv.conf”の書式です。
◆ ”/etc/hosts”の説明 このファイルは、ホスト名とIPアドレスの対応表を記述します。 そのパソコンの中のみ、このファイルの情報は有効なので、注意してください。 以下がその例です。
”/etc/hosts”の書式は以下の通りです。 <IPアドレス> <ホスト名> <エイリアス> (左から順に) これでIPアドレスとホスト名を関連付ける事ができます。 エイリアスとは別名の意味で、ホスト名とは違う名前で同じIPアドレスを返す事が出来ます。エイリアスは省略可能です。 ◆ ”/etc/host.conf”の説明 ホスト名の解決する為の手段を設定するファイルです。 Linuxをインストールした後、標準のままで問題無いはずです。(このままで使うのが普通です。) 上記の2つのファイルを設定しても、まだホスト名の解決が出来ない場合はこのファイルが以下の様になっているか確認してください。
それぞれ簡単な説明は以下の通りです。 order hosts or bind or nis ホスト名の解決を行う際、どの機能を使用するか、指定できます。左から順に優先的に使用します。2つ以上指定する場合は ”,” (カンマ) で区切ってください。 hosts は上記の”/etc/hosts”に問合せをします。 bind は上記の”resolv.conf”で指定したDNSに問合せをします。 nis はNISサーバーに問合せします。 multi on or off 問合せたホストにIPアドレスが2つ以上あった場合、最初見つかったIPアドレスを返すのか、または全てのIPアドレスを返すのか指定します。 on は全てのIPアドレスを返します。 off は最初見つかったIPアドレスを返します。 |
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