桁落ち、情報落ち

◆ 桁落ち、情報落ち

 暗記物ですので、そのまま覚えましょう。

・桁落ち
 計算結果がかぎりなく 0 に近い加減算の処理を行った場合に起きます。
 例で言えば、0.333333 - 0.333332 = 0.000001 などの計算を行った場合などで起きてしまいます。 コンピュータ内部で、上記の結果を浮動小数点数で正規化をしてしますと、 仮数部の最上位桁の値が 0 にならないよう調整されてしまうため、上位の桁が省略されてしまいます。 (ちなみに電卓とかでは起きませんが、プログラム作っていた時の場合です)

・情報落ち
 絶対値が極端に離れた数値で、加減算を行った場合に起きます。
 例で言えば、100.0 + 0.00000001 = 100.00000001 など行った場合です。 有効桁数が8桁だとします。すると上の結果だと、明らかに8桁を超えてしまってますので、 小さい桁が切り捨てられ結果が 100 となってしまう現象です。


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