COBRA 350C 2号機
「COBRA Midnight SP」


早くも2号機です(^^;)
1号機は最後には左の翼端が千切れて
無くなるまで飛ばし、更に修理しようと思った
んですが...よーたんに電話で
「イヤ〜、翼端無くなってもトルクロールは
出来るね〜(^^)。
修理したらまだまだ飛べそうやデ〜!」

って言ったら...
「ウ、(-_-;)
もう本来の性能、絶対出てないと思う、
ボソ
って呆れられちゃったもので...

で、
1号機があまりに短命に終わってしまった
原因はモチロン、夜遊びでハードに墜落
させまくったためですが、1号機のダメージ
の受け方を参考に2号機は補強ナドナド
やってみました!名付けて
「COBRA Midnight SP」
デス!(^^)
今回は真面目にチェッカー柄のデカールを
作ったんですが、夜遊びのため敢えて
オリジナルより外側に貼ってあります。
機体が見えにくくなる夜遊びでは
デカールも機体の姿勢を知る大切な目印に
なりますので、胴体の陰になりやすい主翼
中央部付近に貼るより、外側に位置させた方
が良かろう、と思ったもので。
スピンナーはプロペラセーバーに更に一工夫
したので使用を諦めました。
(FLIGHT LOGのNo.7をご覧下さい。)
主脚を始めメカ類も全部1号機の物を移植
しています。
普通、1号機があっても2号機を作る時は
パーツを流用したとしても、そこそこお金も
かかるんですが、このCOBRAは少々手持ち
のバルサを使っただけ、キット以外お金が
かからなかったのは有り難かったデス!
さて、話変わって主翼と水平尾翼の固定、
オリジナルは接着剤を付け根に盛り上げて
強度を出すようになっていますが、風が強い
時は少し強度不足に感じられたので、長さ
1p程の三角バルサ(5o角を2つに割った
物)を何カ所かに接着しました。これだけでシッ
カリ強度が出てくれたので、接着剤の肉盛りを
少なくできました。おかげでたくさん補強したの
に1号機と5gしか変わらない重量で完成させ
る事が出来ました(^^)
1号機は散々ラダータッチをやってサーボが
外れたり、コケて水平やエルロンを折ったり。
これはヤッパリ、ラダーガードを付けるべきだと
思ったので取り付けてみました。
キットに入っているリンケージ用ピアノ線の余り
で充分作れます。
飛ばしてみたらラダーガードとしての強度は
充分でしたが、尾輪としての強度はやや
不足(^^;)
次のフライトまでに尾輪も用意せねば...
(尾輪によるステアリングは諦めた方が良さ
そうデス)
それと左右のエレベータをつなぐバルサ板、
これも1号機は3回折れてしまい、けっこう修理
しにくかったので今回はカーボンの余りで補強
してみました。果たしてオモテと出るか、ウラと
出るか...
2号機で一番手を入れたのは主翼の補強、
ご覧のように長い方のスパーは翼端まで
延ばし、短い方のスパーの先から翼端の後縁
めがけて5o角のバルサを伸ばしました。
短い方のスパーのカーボンは省略、長い方の
スパーにはキットに入っていたカーボンの長さ
丸々分の長さカーボンを貼っています・
オリジナルは翼端側1/3程、スパーは無しで
表側にカーボンを貼るだけですが、翼端から
落ちるとスパーが切れた部分からポキリと
折れちゃいました。何回か修理しましたが
最後はとうとう千切れてしまったワケです。
5o角バルサをそのまま翼端まで伸ばしたら
重さと、重さ以上に空力が悪くなりそうと思っ
たので、短い方のスパー(これはキットの
オリジナルの部品です)より長い部分と
後縁めがけて伸ばした補強は、先端2oに
なるようにテーパーさせました。
(補強が角まで届いていないのは工作中に
折れちゃったので。(-_-;)作り直すのがめんど
くさかったのでそのまま使いました、ハイ)
エレベータのサーボ、今回は両面テープで
貼り付けただけです。1号機で試みた、敢えて
弱めの接着力の両面テープを使い、墜落して
衝撃を受けたらテープが剥がれて舵面と
サーボを保護するように、という狙いが
当たったもので。(^^)
それとエレベータリンケージは
Profile PRIMUS 50で試みた
「サーボが最大に動いた所でロッドとヒンジ
ラインが直角」になる様、サーボとエレベータ
ホーンの位置を決めています。
サーボの動きにほぼ比例してエレベータが
70°バッサバッサと動きます!(^^)v
今回の新ネタがコレ!
サーボは全て弱めの接着力の両面テープで
貼り付けたので、墜落したら1号機と同じく
剥がれて衝撃を吸収すると思います。
しかし貼り直す時にズレてしまったりするので
直すのはやはりメンドウクサイのです(>_<)
更に剥がれかけているのに気が付かずに飛
ばしたら、飛行中に剥がれる可能性もアリ。
特にエレベータが剥がれたら1発でノーコン
です!

これを防止するには要するに、
テープが剥がれてもサーボが落ちなければ
良いのでは?

と言う事で、フェールセーフとしてサーボを
ゴムで縛り付けてみました。
テープが剥がれたら操縦するフィーリングが
おかしくなって気が付くんじゃ無いかな?と
期待しているんですが、果たして上手く行きま
すかどうか?
もし、コレが狙い通り上手く行ったら、
RC飛行機初の自己修復機能デス!
壊れても自分で勝手に直っちゃうRC飛行機!
...そんなに上手く行くかな〜?(^^;)
少なくともゴムの通し穴が目印になるのと
ゴムが接着する時にガイド的に作用してくれる
だろうと言う事で、サーボを張り直す時、舵面
のニュートラルのズレ防止にはなるだろうと
思ってます。(^^;)


SPEC

モーター :GWS ギアダウンモーターセット350C−DS
ペラ   :GWS スローフライペラ 12x6
バッテリー:KOKAM−1500−2S 7.4V/1500mAh 他
アンプ  :GWS ICS300(BEC機能付き)
サーボ
エレベータ:WAYPOINT W−060
ラダー  :WAYPOINT W−060
エルロン :WAYPOINT W−060 X2
受信機  :OK模型RX−7
飛行重量 :325g(KOKAM−1500−2S 7.4V/1500mAh 含む)


関連リンク

R/C HOBBY COBRA350Cの特集ページ

CARDEN AIRCRAFT JAPAN


FLIGHT LOG
(1号機からの継続、デス!)


カトちゃんのたわごとインプレ



インプレ、と言っても1号機から空力的な変更はナシ、
補強しただけなので大差は無かろう、
と自分でも思ったんです。

がっ!


主翼の補強の効果は飛びにも現れました!
室内で思いっきり飛ばす事なんてなかなか出来る環境が無いので
カトちゃんもっぱら屋外で飛ばしているワケですが、
超軽量電動機にとって風は大敵!
少し強めに吹かれたら飛ばすどころの騒ぎじゃなくなって
風でモミクチャにされながら流され振り回されてしまいます!
1号機は風が推定5m/s以上も吹いてたら
エルロン方向に
「パコ!ペコ!」
と唐突に取られてエルロンがとても忙しかったんですが
翼端までスパーを伸ばした2号機は
エルロン方向の安定性、
1号機よりも強くなっています。
これで2号機は無風の限られた条件じゃなくても、
少しぐらい風が吹いても夜な夜なコブラの練習が出来るんじゃないかな?
と期待しているのです(^^)


でも、
この飛びのインプレをさっきよーたんに電話したら
よーたんもくたびれきったCOBRAから新品に切り替えると
やっぱり機体の強度剛性が良くなっているため
「エッ、こんなに良く飛ぶんだ!」
と自分でも驚くのだそうです。
カトちゃんの2号機のインプレにも
この新品ゆえの好印象は含まれていると思います。
もしかしたら新品のノーマルCOBRAと比べたら
カトちゃんの補強された2号機の飛びは大差無いのかも?

しかし、主翼の強度は絶対にUPしてます。
そして更にラダーガード!
墜落した時にはその威力を遺憾なく発揮してくれるハズ!
その効果の程は追々、FLIGHT LOGの方で...

ただ、今回の2号機製作で収穫だった事と言えば
強度UPの代償として重量増加が心配だったんですが
制作する時に1号機では気楽にタップリ使っていた接着剤を
思いっきりケチッて三角バルサを併用したりした結果、
1号機から5gの重量増加で高い強度の主翼&
ラダーガード装備にする事が出来た事でしょう!
皆さんもCOBRAを製作する時、
少ない接着剤で強度が得られるように上手に補強材を併用すると
軽量化につながるのではないでしょうか。
一手間かける値打ちはありそうですよ!(^^)



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