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日 朝 堂 縁 起 | |
このお堂は日朝堂と称し、堂内には次の法華経守護の善神が安置されており、毎月25日には月例祭を奉行致しおります。 | |
◎行学院日朝上人 | |
行学院日朝上人(1422− 1500)は、日蓮宗総本山身延山久遠寺の第11世で『身延中興三師』の一人です。 日朝上人は、8歳で出家得度し、たぐい稀な才を持ち、久遠寺発展の基礎 を築き、また室町 時代の代表的な教学者でありました。 伝記によれば、あまりの勤勉さ故に、一度は目が見えなくなりましたが、その後、自ら法華経読誦の功力により、再び目が見える ようになりました。 そして、目が見えるようになった上人は、遷化される時『眼病で悩む人がいたならば、その人の衰患を除かん』と誓いを立てられました。以 来、 『眼病守護のにっちょうさ ま』として人々の信仰を集められております。 平成16年3月、第 500遠忌 報恩として、御尊像の修復塗替が行われました。 |
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◎松尾大明神 | |
松尾大明神は、法華経行者守護 の 三十番神の一人です。主に酒造の神として信仰を集めております。 平成16年9月には、御尊像の修復塗替が行われました。 |
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◎白山大権現 | |
白山大権現は、その読み から歯苦散(歯痛の苦しみを散らす)に通じ主に歯痛平癒として信仰を集めております。 伝説によると、戦国時代、名のある武将が敵を攻める際に歯痛に悩まさ れ、白山神社の前で立ち往生を致しました。その際白山大権現に歯痛平癒を祈願したところ、たちどころに歯痛が癒され、進軍することが出来ました。 その霊験 新たかなることを感じた武将は、自身の守護神として勧請致しました。 縁あって当時、佐近暁家の屋敷内に勧請されておりましたものを、当山に納められたと伝えられております。 平成16年5月には、御尊像の修復塗替が行われました。 |
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◎八幡大菩薩 | |
このお堂に安置されております八 幡大菩薩は、法華経行者守護の善神であり、毎月を交代で守護する三十番神の一人です。 元は、小松野地区の氏神として小 松野神社に勧請されておりましたものですが、松野神社との統合の際、当山へ納められたもので、古くは武芸の神として信仰を集めていたものです。 現在は、毎年松野地区祭礼(7月中旬)の折りに小松野集会所に出開帳を行い、区民の方々の家内安全・区内安泰の御祈祷を行っております。 平成16年7月には御尊像の修復塗替が行われました。 |
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