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妙 宗 山 常 泉 寺 縁 起 |
当山は、妙宗山常泉寺と号し宗祖を日蓮大聖人とする日蓮宗寺院であります。 弘安9年(1286)5月、大本山誕生寺2世寂日房日家上人に帰伏師事した名号律師と称していた真言宗修験僧が日寶と改称し、家を捨てて寺としたのが始まりと言われ、師である寂日房日家上人を開基上人と仰ぎ、自らは開山となりました。誕生寺の直末寺院であります。 元亀3年(1572)寄棟萱葺の本堂を建立し、山寺号を改称して妙宗山常泉寺と号しました。 第39世奏心院日源上人(岩瀬海慈)の代、明治25年(1892)8月に、誕生寺第61世智等院日良上人をはじめ、明治天皇の御母堂様や寿光院・智光院・祥瑞院・貞順 院等の女官様・東京並びに近郷の篤信者の外護を得て、宮殿を造営致しました。またその折り、内陣格天井に菊の御紋を使用することを許可されております。 第41世玄心院日宥上人(末吉玄也)の代、昭和11年(1936)に、本堂の横へ庫裡を移築改修して瓦葺と致しました。 第42世玄妙院日教上人(末吉玄妙)の代、昭和27年(1952)に、本堂の屋根を瓦葺とし、昭和56年(1981)には、宗祖700遠忌記念事業として参道並に境内 の整備をし、平成10年(1998)10月、立教開宗750年記念事業として、本堂屋根瓦の総葺替えと、内陣荘厳具の改修がなされました。 第43世浄行院日源上人(鈴木宇海)の代、平成14年(2002)9月、無縁供養塔を永代供養が出来るカロート式に改修し、また浄化槽の設置に伴い、手洗所を水洗とし環境衛生に務め、平成16年(2004)7月庫裡の増築並びに境内整備を行い、寺観を一新致しました。 また、当山は宗祖直弟子六老僧の一人である師孝第一大黒阿闍梨日朗聖人真筆の御首題を格護致しております。 境内には衆議院議員を務めた西川嘉門氏の墓地があります。 歴代先師(住職) 開基 寂日房日家 正和4(1315)年7月10日 58歳 24世 玄壽院日壽 寛政 2(1790)年 3月17日 開山 日寶 25世 妙修院日行 寛政 7(1795)年12月12日 2世 日善 26世 智玄院日逢 文化 9(1812)年 3月20日 3世 日泰 27世 妙躰院日貞 文政 7(1824)年 9月29日 4世 日泉 28世 通臨院日瑞 文政 7(1824)年 3月21日 5世 日受 29世 本妙院日誠 安政 5(1858)年 9月28日 6世 日慶 30世 日聰 7世 日受 31世 日相 8世 日浄 32世 日解 9世 日光 33世 旭遂院日厳 慶応 1(1865)年 7月 5日 10世 日卬 34世 智泰院日稽 明治 7(1874)年 6月27日 11世 日宗 35世 本慈院日瑞 明治 8(1875)年 2月28日 12世 蓮住院日躰 寛文12(1672)年 6月 3日 36世 順孝院日音 明治32(1899)年 2月22日 13世 円成院日信 元禄 6(1693)年12月26日 37世 日軌 14世 円了院日栄 元禄14(1701)年 1月30日 38世 奏心院日源 昭和12(1937)年 4月24日 68歳 (岩瀬海慈)15世 智正院日進 正徳 1(1711)年 8月30日 39世 奏心院日源 ※38世同一人物 (大多喜町中野光善寺30世・天津日澄寺46世へ) 16世 玄明院日幽 享保12(1727)年11月 3日 40世 日孝 17世 日観 41世 玄心院日宥 昭和21(1946)年 3月 1日 65歳 (末吉玄也) 18世 日恵 42世 玄妙院日教 平成20(2008)年 5月 3日 91歳 (末吉玄妙) (勝浦市貝掛青竜寺12世代務住職) 19世 日感 43世 浄行院日源 現住(平成11年7月入寺) (鈴木宇海) (勝浦市貝掛青竜寺13世) 20世 日圓 21世 日眞 宝暦 7(1757)年 9月 6日 22世 春教院日理 宝暦 8(1758)年 7月 23世 玄通院日延 天明 1(1781)年 3月20日 |
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