Transfer Rate (ST336607LW以降)

SEAGATE ST336607LW

他のモデルに比べて段差の落ち込みの度合いがやや大きいので、最内周部はやや低めですかね。

発熱に関してはこのクラスとしては平均的、動作音は優秀に思います。

IBM IC35L018UWDY10

これは、前モデルと全く逆の特徴といいましょうか、内周側のレートの落込みがかなり押さえられています。

外周側の不自然な線は頭打ち現象だと思われます。

それより段差の間隔が不規則な点が特徴と言えるのかも。

通常動作時、不規則に起こる「キーキュル」音は慣れないと、びっくりするかも知れません。

MAXTOR(Quantum) Atlas 10K-4 (IOI-A100U2W)

これは、IOI-A100U2Wの結果ですが、きっちり最高転送速度が70MB/sまで綺麗な曲線で出ているのは驚きです。

Initio板との相性が非常に良い様に思います。

一番きれいな曲線を描きますが、発熱はやや多め、起動時は「キュル〜〜ククク・・」と言う独特の音がします。

 

FUJITSU MAP3367NP (IOI-A100U2W)

これも、外周部分が頭打ちになっています。普通最外周が内周より転送速度が落ちると言う事は有り得ませんので・・・・。

10K-4やDK32EJモデルと比べ、段差の落ち込みが大きいので、内周側の転送速度の落ちこみは最近のモデルに比べてやや大きめなのかも知れません。

発熱はやや多めに感じましたが、通常動作時の音は前モデルのMAJに比べると遙かに良いです。

 

HITACHI DK32EJ-36NC  (IOI-A100U2W)

落ちこむ段差が比較的小さく、段差の数自体が少ないので、かなり緩やかな曲線を描きます。内周側の落ちこみはかなり押さえられている様です。

通常動作音も起動時の音もかなり静かですし、発熱自体もこのクラスとしては平均的なので、使いやすいドライブと言えるでしょう。

 

このクラスのHDDのベンチ結果は比較的似ています。

内周側は約40〜45millions of bytes per second 位ですし、外周部は約70 millions of bytes per secondです。

SCSIボードの限界に近い最速部分はHDD個体の差が出てきますが、この辺はコントローラチップ+SCSIボードのチップとの相性という物も有るのでしょう。