挑戦者 UIDE-133/98 (ACHIP ATP865-A)
このボードは数年前に限定発売されたアイオーデーターのUIDE-133のPC-9821用BIOSの積んだボードです。
本来UIDE-133も正式にATAPI機器をサポートしているので、安定した動作が見込める可能性大です。
単独のボードであるし、CHANPON2'TURBOのSil0680とどう違うのか、興味がある所です。
ドライバは最新のVer1.20を使用、組み込み時には何ら面倒な事は起こりませんでした。
Plex Tools Professionalも正常動作を確認しています。
PLEXTOR PX-716A
まあ普通に読み込みましたが、バーストレートの数値が冴えないですね。
これは、例の転送速度が追いつかない→バッファ消費→書き込み速度を抑える、と言う流れになっています。
後は書き込みの時にCPU利用率が結構高めなのも気になります。
日立LG GSA-H12N
こっちは普通に16倍速まで読み込めました。
シーク時間のところの数値が悪いのですが、計測時に回転音が大きめだったので、DISKが偏心していたのかも知れません。
それで、シーク時間の数値が変わるのかどうかまでは確認していませんが。
こちらも15倍速の時点で頭打ちになってしまいました。
BenQ DW1800
こちらはごく普通の結果に落ち着きましたね。
書き込みも惜しい所まで頑張りましたが、結局最高速までは到達せず。
パナソニック四国エレクトロニクス SW-9585-C
読み込みは辛うじて速度が出た、と言うか最後の部分はちょっと微妙なところが何とも言えません。(^^;)
書き込みは、平均してCPU利用率が高いのは仕方ないとして、12倍速書き込み中のバッファレベルがギリギリ感を示していますね。
BenQ DW1650
これも15倍速止まりですが、バーストレートの数値はかなり低めで終わっています。
ピーク速度が他のモデルより低めですが、前半の速度上昇時の部分的な落ち込みも不規則でちょっと不安な雰囲気があります。
単独ボードで、かつATAPI機器を正式にサポートしていると言う事で、
計測中にエラーを出して止まったりする事も無く安定感は有りますが、
全体的に速度の方は冴えない、と言う事になりました。
実際にボードの性能からして、転送速度が間に合わない事は考えにくいのですが、
ドライバや設定(少なくてもBIOSで速度のAUTO/固定はやった)で、
もっとパフォーマンスが上がる事があるのでしょうかね。