バンダイ ファイヤー&ステルスバルキリー やまと YF−19
ストーリー
惑星エデンにて行われた新型バルキリーYF19とYF21の採用試験。
YF19のテストパイロット、イサム・ダイソンは旧友ガルド、ミュンと再会する。
ガルドはライバル機YF21のテストパイロット、ミュンはバーチャル・アイドル『シャロン・アップル』の
システムに関わっていた。しかしミュンのイサムへの感情はシャロンに変化をもたらし、
シャロンはイサムの望む戦場を用意しようと地球のシステムへと介入する。
ミュンを救おうとYF19を駆って戦場と化した地球へ向かうイサム、それを追うガルド。
作られた戦場で三人を待つ運命とは(マクロスプラス)
移民船『マクロス7』によって宇宙を航海する人々。バンド『ファイヤーボンバー』の
ボーカリスト熱気バサラは、心を動かせば歌で戦いを止める事も出来ると信じて
戦場に赤いバルキリーで飛び出しては戦う事もなくただ歌い続ける(マクロス7)
物語的にはとんでもなく面白かったけど単調な戦闘演出とアレな作画(それと口のあるバルキリー?)
がもったいないjマクロス7と、人間関係やドラマは?だけど作画と戦闘は
とんでもなく高レベルなマクロスプラス。
いや、どっちも好きなんですけどね〜(笑)その両作品の主役を務めるのがYF(VF)19と言う
同型機。マクロス7のファイヤーバルキリーはバンダイから放映当時に、
プラスのYF19は随分経ってからスタジオ・ハーフアイのガレージキットを経て
やまとより発売されました。
YF19の勇姿
プラスの主役YF19(やまと)です。うおおカッコイイ。可変バルキリーシリーズでは
ギミック的にもプロポーション的にもかなり満足の行く出来なのではないでしょうか。
パッケージの素立ちは足が長くて胴が短いようにも感じたのですが
S字立ちさせるとこの通りです。合金もふんだんに使われていてハイメタルよリ重いです。
欠点といえば壊れやすそうなとことと変形の干渉で賭そうが剥げるとこかな?
……ホントに同型?
と言いたくなるファイヤーバルキリー(バンダイ)。でもこっちは丈夫ですし、変形の噛み合いも
ばっちりです。この機体の変形を楽しむ分にはこちらが正解でしょう。
ファイター時はかなり綺麗にまとまります。
初版はバトロイド形態、再販はファイター形態でパッケージされていたのですが
なにも変形後のこのプロポーションで売らなくても、と当時から思ってました。
その後、さらに同型機のブレイザーバルキリーが発売されまして、
頭部や色、翼のデザインなどが変更されたものの
顔が普通に格好良くなっただけで、プロポーションはそのままです。
YF19がファイヤーバルキリーよりプロポーションが良い秘密の一つは
この股関節のスライド機構。バトロイド時は胴体がびろーんと長くならないように
縮んで体型を調整するのです。
でも変形機構を説明する時はファイヤーバルキリーのほうがいいな。固定し易いし(笑)
流麗なカナード翼のファイター形態からマッシヴなバトロイドに変形する
一見しただけでは分からない変形、実はVF−1とは違い機体そのものは
屈折せず、後ろ半分が前半分を包み込むように移動するような
形なのです。私がファイヤーバルキリーを購入したのは当時変形パターンが
知りたかったためなのですが、現物を見てビックリしました。
ガウォーク形態(出番少なし)
バルキリーと言うブランドの為に無理に作られた感のあるYF(VF)19の
ガウォーク形態。マクロスと比べて本編でもあまり出番はありませんでした。
ファイヤーバルキリーはともかく、YF19の方はホールド的にも
辛い部分があります。
ファイター形態
ファイヤーバルキリーは……凄いです。きっちりとパーツがはまって、色を除けば(苦笑)
ファイター時のプロポーションはかなり良好と言えましょう。
YF19も良い感じですが、肩の辺りに出来る隙間がファイヤーバルキリーに
比べると惜しいですね。それでも申し分ない変形です。
おまけ・ステルスバルキリー
おまけとしてマクロス7のステルスバルキリーを。写真のものは再版されなかった一般機で
頭部のデザインや一部の色などが隊長機と違います。
デザイン的にはファイヤーバルキリー以上にVF−1と異なりますが
案外変形はこちらの方が近かったりして。
面影がある?
ガウォークへの変形。胴体を前後に展開して足を下部に、腕は肘を出すような形で
銃口を前に向けます。
ファイター(ステルス)形態
足は機体下部にハの字になるように開いて回し、腕は機体上部にスライドしてピッタリはまります。
バルキリーとの違いは腕が上に来るか下に来るかってくらいであんまり変わらないのだけれど
ここまで印象が違うのは面白いですね。
こちらも初版はバトロイド、再版はファイター形態でパッケージされていました。