タカラ スリーウォーカー
ストーリー
ミクロロボットR12〜R14とウォーカータンクが合体した異次元探査用ロボ。
スリーウォーカータンクにも変形が可能だ。
スリーウォーカー
ミクロロボットR12〜14は、ミクロマン用マシンウォーカータンクと合体して
中型ロボ、スリーウォーカーになります。
さらに変形してスリーウォーカータンクに。
R12〜18までの合体ロボ、ミクロロボット7の中間形態としての意味合いが強い
スリーウォーカーですが、七体も同時にミクロロボットを出しては
各ロボットが没個性になりがちなところを、小チーム構成にする事で
チームとしての個性を打ち出す方法論はなかなか面白かったと思います。
さらにミクロマンが搭乗できると言うのもポイントです。
ミクロロボットになってから、合体後もミクロマンが搭乗できるロボは
ありそうでなかったのは意外ですが。
各ミクロロボットやマシンの単体売りはなく
『スリーウォーカー』としてのセット箱、もしくは
スリーウォーカーと次回紹介するフォーウォーカーのセット箱
『ミクロロボット7』としてのみ発売。カラーバリエーションはなし。
R12・ミクロラングレー
ミクロロボットVのミクロバズーカ同様、このミクロロボット7(スリーウォーカー)シリーズの中で
唯一ロケットパンチを持つミクロロボットがこのミクロラングレー。
こちらにもやはり予備のパンチは付いてませんの取り扱いには要注意。
ミサイルの予備はあるんだけどな…
R13・ミクロスタリオン R14・ミクロギャラン
向かって左がR13ミクロスタリオン、右がR14ミクロギャラン。
左右対象の肩のシールドが特徴です。
このシリーズにも本当は銃が付属しているのですが
うちのは欠品しているものも多いので写真では装備させてません。
Vと違い変形に使用しないのですが、やっぱり完品欲しいかも。
ウォーカータンク
スリーウォーカーと言う名でありながら、実際には
ミクロロボット3体のみの合体ではなく、コアメカとなるミクロマン搭乗の
マシンが必要となります。それがこのウォーカータンク。
実は四体合体なのですね。
ちなみにスリーウォーカーとしてのセット箱であれば
付属するミクロマンは写真のエイジではなくイリヤとなります。
この黒いエイジはミクロロボット7として購入した場合のもの。
スリーウォーカーへの合体
それではスリーウォーカーへの変形合体手順を。
まずウォーカータンクからキャタピラ、ミサイル砲を分離します。
タンク本体を立て、キャノピーを後方に倒します。
R13、R14の合体
R13、R14のつま先を伸ばし、膝を立てた状態にします。
それをウォーカータンクの内側に、向かい合って腰掛けるようにして
ドッキングします。
かなり特殊な上、なんか心和む合体(笑)
R12の合体
R12を逆くの字の体勢にして、足の裏でウォーカータンクの写真の位置に接合します。
拳は取り外し、ミサイル砲のミサイルと交換します。
R12を合体させたままキャノピーを元の位置に戻します。
キャタピラを脚部に、ミサイル砲本体を腕部に接合します。
ミサイル砲にはスリーウォーカー用の腕パーツを取り付けます。
ミクロマン搭乗
ミクロマンを搭乗させます。
背中の5mmジョイントでシートに固定するのですが
結構足の位置が決まらずキレイに座られるのは難しいかも。
足自体を差し込む隙間にきちんと入れると
むしろミクロマンの腰パーツに負担が来て怖いので
多少足くずして座らせるのがお薦め。
完成! スリーウォーカー
以上でスリーウォーカーは完成。
当時のダグラムブームに乗っての前面キャノピー顔なのですが、
VやWと比べるとヒーロー味がなく、むしろかつての
ミクロマンの乗り物然としたデザインになっていると思います。
フルシールドでミクロマンが乗れるのはやはり嬉しいです。
コクピットの中、R12の背中にあたる部分に
コンソールがモールドされてるのも遊び心があってよい感じ。
スリーウォーカータンクへの変形
ロボットへの合体に留まらず、さらにマシンモードにも変形。
スリーウォーカータンクにもなります。
ここら辺、有形ブロックのコンセプトが上手く活きてます。
腕とキャタピラを分離します。
説明書やこの写真では腕ごと分離していますが
実は外すのは腕の先だけで、ミサイル砲自体は外さなくてもいいのですが
まあ一応。
スリーウォーカータンクへの変形 その2
キャノピーを前面装甲(R12)ごと後ろに移動、回転させ
足の下に向くように持ってきます。
キャノピー移動シャフトのジョイントに
キャタピラを差し込みます。
スリーウォーカータンク完成
R12の腕にスリーウォーカー用の腕パーツを差し込みます。
ミサイル砲には通常のミサイルを取り付けて
スリーウォーカータンクの完成てず。
もちろんミクロマン搭乗
この形態でもミクロマンを搭乗させる事が可能。
折角ミクロマンのロボットでありながら、かつてのロボットマンのように
搭乗できなかったここまでのミクロロボットシリーズ。
このスリーウォーカー(ミクロロボット7)はそうした「ミクロマンと絡められるロボ」
と言うコンセプトに挑戦した結果なのではないかと思います。
ロボットマンのように大型化し過ぎず、
小サイズのままコクピットタイプのロボットとしてまとまっているのは
驚きです。可動フィギュアと絡めながらロボットとしても遊びやすいサイズというのは
子供心的には嬉しいかと。
まあロボットのデザインとしてどうかと言う問題はあるのですが
それはフォーウォーカーとの合体形態であるミクロロボット7がメインである
商品だからと言うのもあるので仕方ないかな。
中間形態のロボットにこれだけのプレイバリューがある事を
個人的には評価したいですね。