タカラ ニューミクロマン ミクロロボット1、2、3
ストーリー(つか設定?)
ミクロロボットは自分の意思で情報収集型やあるいは攻撃型に変化する
ミクロマンの仲間だ。小さいけれど強いぞ!(原文まま)
ミクロロボット1〜3
…てな訳でニューミクロマン期のシリーズの一つ、ミクロロボット1〜3を一気に紹介。
ミクロロボットは基本的にはRナンバーが付けられているんですが
最初期のこの三体はMナンバーになってます。
番号そのものは連続しているので同シリーズで間違いはないようですが。
このミクロロボットはロボット玩具をお小遣いで買えるようにするには
サイズそのものを小さくしてしまえばいいと言うコロンブスの卵的発想から
生まれたシリーズだそうです。
小さくても高級感がないと子供は欲しがらないとのポリシーのもと
どのミクロロボットにもダイキャストパーツが使用されていて
手応えにまで気が配られています。
ただ、結局一番売れたのは合体物のミクロロボットVでして
シリーズはそのまま合体、セット箱に移行してしまいます。
後に他社製品であるマシンロボが同コンセプトで成功しているので
発想そのものに間違いはなかったと思うのですが。
ミクロロボット1 M−1 ゴードン
ミクロロボット1〜3は同時発売。。
各機には赤、青、緑のカラーバリエーションがあります。
1〜3のセット箱もあるのですが、こちらは三色違う色がアソートされているので
色違いで集めたい人にはそちらが便利かも。
写真は緑のゴードン。
関節は腕に股、膝、足首、首と当時ロボにしては結構動きます。
ただ、そのサイズの為かミクロマンと言う性質上か
パーツ組みには一部ハトメが使用されていて、関節が弱ったから
分解して補修とか、別のジャンクからパーツ取りとかしようと思ったら
専用の工具が必要になってきます。
ゴードンジェット
各ミクロロボットは三段変形と、値段から考えればなかなかのコストパフォーマンスの良さ。
単純ながら効果的な変形が考えられています。
ゴードン→ゴードンジェットの変形は写真を見ていただければ大体分かると思います。
腕を上げ、肩(と言うか胸?)ブロックごと前方に回転させます。
連動して翼が左右に展開。
顔は後ろを向け、つま先を伸ばせば完成です。
ゴードンタンク
もう1つの形態、ゴードンタンク。
つま先を伸ばし、足を後ろに回せば変形完了。
膝の砲塔が前を向くので辛うじてタンクに見える…かな?
ちなみにミクロロボット各機はミクロガンダー3にも合体可能。
こうしたプレイバリューは嬉しいところ。
ミクロロボット2 M−2 ギャラク
ミクロロボット2はギャラク。
全ミクロロボットで唯一剣を武器にしています。
マントっぽいウイングもあいまって騎士っぽい印象のミクロロボットです。
ギャラクファイター
つま先を伸ばし、膝を曲げて上半身をカバーで包むと
飛行形態ギャラクファイターになります。
いわゆるライディーン方式ですが、なかなかきれいにまとまっていて
好印象なファイター形態です。
ギャラクタンク
ギャラクタンクへの変形。
ゴードンと同じく、つま先を伸ばし足を背面に回せばタンク形態の完成。
タンクというより降下艇かなにかのように見えます。
ぶっちゃけどのタンク形態も無理矢理っぽい印象がありますが
三段変形と言う売りは効果があったと思うし
やはり必要だったんでしょう。
ミクロロボット3 M−3 フラッシュ
メッキでないので分かり難いですが、ドリル頭のミクロロボット、フラッシュ。
いかにもパワータイプなミクロロボットです。
ドリルにはキャタピラも外せない?ってな感じで標準装備。
フラッシュファイター
三体の中では一番凝った変形をします。
足が横にスライドしてそのまま拳を覆い隠します。
翼を上から前方に回して、顔を後ろに向ければフラッシュファイターの完成。
なんと3連ドリルの戦闘機です。
フラッシュタンク
タンクへの変形も少しややこしくて
ファイターへの時のように足をスライドさせながら、ウイングを前方から回してやります。
回転方向と手順を間違えるとウインクは回せないので注意。
ウイングと足のキャタピラが噛み合い、ガンタンクのような戦車形態、フラッシュタンクとなります。
ドリルのくせにドリル戦車にならないのがミソ。
集合、ミクロロボット
ミクロロボットの歴史はこれで終わらず、ナンバーを重ねるごとに
変形、合体と複雑なギミックが取り入れられていくことになります。
ミクロロボットシリーズは
あまりメディア等に取り上げられていない為マイナーではありますが
そのプレイバリューや発想は他にないものがあり
個人的にはかなり好きなアイテムだったりします。
今回は原点からという事でミクロロボット1〜3を紹介しましたが
順次後のナンバーも紹介していきたいと思います。