トミー 銀河パトロール高速攻撃巡洋艦ブリタニア号


ストーリー

『レンズ』、それは全宇宙の知性生物と対話を可能にする結晶体。肉体と精神に優れたものだけが
それを授かり、『レンズマン』として銀河の平和を守っている。
だが、そんな平和な銀河系にボスコーンと呼ばれる宇宙海賊艦隊が出没する。
アリシアのメンターからレンズを授かったキムはレンズマンの一人としてボスコーンと戦うことになる。

映画も公開されましたが、ここで紹介する玩具はTV版レンズマンのブリタニア号。
TV版では第1話でブリタニア号は撃沈、キムが指揮するのはブリタニア二世号です。
ですので商品名はブリタニア号となっていますが、実際にはブリタニア二世号と言うことになります。
(英文表記ではきちんとBRITTANIAUと書かれてます)

 

金色の矢を銀河に放ち

先割れのデザインが印象に強いブリタニア号。見た時期のせいか私にとっては
フューチャーコメット(もちろんTV版)と並ぶ宇宙船のスタンダードなのですが……人気ないみたいですね;
一時期どのショップにも売れ残ってましたし、私が購入したときも80年代のおもちゃには
ほとんどプレミアがついてるようなこの時代にあって三千円でしたよ……
大サイズの上にモールドもしっかりしていて、ディスプレイモデルのような完成度は
決して悪くないと思うのですが。

手前にあるのは艦隊支援空母トラファルガー。ブリタニア号とセットになってます。

 

流星達が街角に降る

驚くべき事にディスプレイモデルのようでありながら電飾、スプリングギミックが満載。
機体後部のスリットとエンジンは、スイッチを入れるとまず発光し
それから暫くするとゆっくりと点滅を始めます。
SFムード満点。

 

愛は見果てぬ夢のようさ

各部の展開はすべてスプリングによる自動式になっていて、ボタンを押すと一発で飛び出してきます。
これはブリタニア号の必殺兵器でもあるQ砲。正式名称はアストロニックミサイルバンガードトーピード
アヘッドスイーパーQ型ボルテックスキャノン(笑)とんでもなく長いですね。
小説では、相手のバリアの間に通り道を作って、その中をゆっくりゆっくりと進むじれったい兵器だったのですが
TV版ではどうだったかなあ。記憶がないです。

もちろん弾丸を発射可能……なんですが、発射ボタンなんてものもなく戸惑うこと請け合い。
実はこれ空気鉄砲なんですね。シリンダー(白い部分)を引いて弾を込め、すぽんと押してやると
空気圧でゴム性の弾丸が発射されるってわけなんですが……この手のおもちゃで空気鉄砲ってのは
始めて見ました。学研の付録みたい。
Q砲の周りに弾丸を置いておくスペースがあって、使わない時もしまっておけます。

 

スターシップ・ライドオン・ウィズミー

アグレッシブフォーメーションと言う戦闘形態に変形もできます。
しかもこれも完全自動変形。どうやらタンサー5やイデオンなどのミラクルチェンジシリーズの
血を引く商品のようです。
Q砲の他、前方のウイングと砲塔も展開。こちらもボタン一発で開きます。
更に機体中央のボタンを押すと、ジージーと音を立てながら
電池も使わずにゆっくりと機体全体が変形していきます。
どうやらゼンマイを応用したような機構のようなのですが、初めて変形させた時には
「えっ、まだ電池も入れてないのに?!」と本当に驚かされました。

 

熱い口付けを交わせば、涙の雫が星になる

艦隊支援空母、と言うには四機しか積んでないトラファルガー。
カタパルトを開いてボタンを押すと滑走路が傾き、艦載機を転がし発進させることが出来ます。
トラファルガー自身もプルバックゼンマイで自走が可能。

 

ただ一つだけ僕の為に微笑んでくれる星を見つけた

艦載機は四つ付属。前方の二つがストライカーT(色違い)、後ろの奥の赤い方がサイクローダーU
手前がギャラクティックライナー。ってほとんど見分けがつきませんが。
どの機体も小さいながら、機体下部に転がし走行用の車輪が取り付けられています。

 

誓うよ、いつか君の胸の中へ

トラファルガーとブリタニア号の合体。ブリタニア号上部にトラファルガーを接続することが出来ます。

もちろん両機ともミサイル発射ギミックも満載。トラファルガーで二門、
ブリタニア号で八門(Q砲入れると九門)。
も、もうお腹一杯です。

レンズマンシリーズのもおもちゃはブリタニア号に限らずリアルな外観に
ギミック満載で色々面白いようです。値段も安いことが多いですし
また手を出してみようかな?

 

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