バンダイ ・ムゲンバイン ムゲンバインで可変ガーランドを作る


背中越しにセンチメンタル

ガーランドはバイク可変愛好者の夢!
ガーランドはバイク可変愛好者の心の故郷!

でも可変ガーランドはガレージキットで僅かに出たのみで
それすら入手困難。かつてBクラブに発表された初代ガーランドなんて
20万(!)のプレミアが付いたと言う話だし、可変ガーランドを手にする事を
諦めてしまった人も多いのではないでしょうか。私もそんな一人です。
そもそもキット組む腕もないしなあ…

…でも欲しい!!

…欲しいんだよエ〜ン(泣

そんな中、目を付けたのがムゲンバイン。
ある程度ディフォルメすればなんとなく組めそうな気がして
悪戦苦闘の末、形にする事が出来ました。
一応
『差し替えなしの完全変形』です。

写真を見て分かるように、形状そのものは
心の目を使って、それでもガーランドに見えるか見えないかって代物ですが
変形そのものはそれなりに似せる事ができたかなと。
かなり簡略化してありますが。特にフロントのスライドや腕あたりは…
でもガーランドで一番重要と思える
「ライディング位置のライダーが密閉型コクピットへ移動」
の流れは作れたので、自分的には結構満足。
遊んでみると結構楽しいんで、ガーランドファンでムゲンバインをお持ちの方は
一度お試しあれ。

使用するのはムゲンバン01エアレオン〜04ディグコングまでのパーツ。
実は03までの時にも試したのですが作れなかったのです。

 

あなたの瞳は冷たすぎるから心が熱いかも

まずはマニューバクラフト(バイク)→マニューバスレイブ(ロボ)の変形パターンから。

腰ブロックを引き出し(立て?)、シート後方をクランク機構を使って
スライドさせつつ移動。ライダーを包み込みながらロボの背中に持ってきます。

フロント下部から腕を前に回しつつ、肩ブロックを回転。
地面に垂直にまで上げる事で、腕もロボ状態の位置にまで下がります。

腰ブロックの移動と共に直立した足ブロックをまっすぐに伸ばし、
折り畳まれていたつま先を開きます。

フロント後方の顔をオープンすれば変形完了。

 

夢 見てるのは 唇

マニューバスレイブ状態。
色々な偶然が重なって(オイ)結構ロボットらしいプロポーションになりました。
でもオレバインっぽい形であってもガーランドっぽい形に見えないのは
なんでだろうなあ(苦笑

ちなみにこのガーランド、やはりライダーがいないと面白みも半減だなあと思い
平成ミクロマン用に作っています。マグネパワーズのスーパーミクロマン以降であれば
丁度いいかと。ただ初代マグネパワーズ素体だと可動的に辛いかな。

写真ではスーパーミクロマンアーサーを使用。
最初はレッドパワーズのライダーアーサーを乗せていたのですが
色的に完全にムゲンロイド赤の部分に沈み込んでしまい
ライダーの位置が分かり難かったので。

 

躊躇う心は 指先

こんな感じで、キャノピーオープンも可能です。
天板がないので、もっと大き目の人形でも乗せられるかもしれないです。

 

ビルの窓 うつる空

現在のパーツでは恐らくフロントのスライドや
腕のクランク移動は無理でしょう。

ただ、差し替えオッケーな人であれば、マニューバクラフト形態で肩のパーツを
フロントのもう一つ手前の穴に差し替えれば(写真右)
もう少しガーランドバイクらしいシルエットになる…かも;
本来は腕もこの位置でしょうしね。

 

今を悩んで 明日を夢見て

それでは自分でも忘れないように制作レシピを(苦笑

フロントは左写真のようにムゲンバインとエアレオン機首です。
ムゲンロイドAの顔が上に来るように組んで下さい。

腕と肩ブロックもエアレオンから。
エアレオン後ろ足は、凸部が下に来るように
前足をジョイントします。

 

今がその時かも

ガーランド脚部はムゲンロイドで。やはり関節が多い箇所には
ムゲンロイドを使用するほかないですね。

ムゲンロイドの各関節の折り畳み方法は写真参照。
これを先ほど作ったフロント下部の接合部に
左右に分かれるようにしてジョイントします。

 

変形時の図解。
設定ではシャフトで行う左右展開の機構を
股と腿の関節で代用しています。
まあ、腿を収納する機構もムゲンロイドでは作れないので
マニューバクラフト時に腿が見えないって点では丁度いいかも知れません。

ムゲンロイドAの足は、ガーランドで言う胴体パーツのように見せかけて
実は腰パーツに対応した変形をしています。
そうなると胴体パーツは腰パーツよりもう一つ上に接合しなくてはならない上に
可動も実現しなくてはならないのですが、その方法は後述。

 

ムゲンロイドの股関節を使ってつま先の折り畳みを再現してます。
変形時には立ててやって下さい。

 

ハートタウンで巡り合った

ガーランド車体後部。
完全密閉はちょっと無理だったので、それっぽいパーツで包み込む感じだけでも
再現しようと試みてます。

 

あれからしばらく会えないけれど 街の噂が気にかかる

車体後部とフロントの接合には、ディグコングのキャタピラを使い
写真のように互い違いになるように組み合わせます。

これによって可動が二点も作れる上にクランク機構まで生まれ
ムゲンロイドAの足を腰アーマーに見立てながらも
車体後部を変形時にマニューバクラフト背面に残し
ついでにシートごと沈んでくれる便利な組み方。

これ思いつかなかったら多分可変組めなかったと思います。
ガーランドへの愛が呼んだ奇蹟かも…有難うバイク可変の神様(笑

 

変形時の移動はこんな感じ。
ムゲンロイドAの足を伸ばし、フロントを立てながらも
背後コクピットブロックが追従する形が分かりますかね。

 

この歌が聞こえたら 帰ってくれるかな 笑顔見せて

以上でガーランドは完成。
もしムゲンバインE以降のパーツで良いものがあれば改良して
もっと実物に近づけられればと考えていますが、どうでしょうねえ;

とりあえず今回でムゲンバインで可変メカを組む為のノウハウは
ある程度掴めて来た気がするので、また別の可変メカにも
挑戦してみたいです。

やっぱバイク可変っすかねえ。
モトスレイブ?ガンバイク?うーん…

 

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