トミー 熱血合体ゴウザウラー


ストーリー

全宇宙の機械化を企む機械化帝国の手がついにこの地球にまで迫る。エルドランは春風小学校に
巨大ロボットゴウザウラーを融合。6年2組の生徒達に地球防衛の任を託した。

エルドランシリーズの第三作となる『熱血最強ゴウザウラー』は、ガンバルガーが
よりコメディチックな展開となったのに対し、今度はシリアスな方向性を取ることで
多くのファンの心を掴んだ感があります。
とにかく危機また危機、物語中盤で敵に地球を奪われてしまったり、基地である春風小学校が
狙われたりと大人が見ても気が休まることがありません。
敵のネーミングなんかもエンジン大王、歯車大王、電気大王、原子大王と
レトロチックでカッコイイです。

今回ゴウザウラーはマッハプテラ、ランドステゴ、サンダーブラキオの三体合体と
それぞれがアニマルモード、ファイターモードに変形したガンバルガーよりギミック的には
簡略化しております。しかしそれらに変わる新要素として三体の組み変えを変更することにより
ザウラージェットと言う戦闘機に変形するギミックが追加されてます。
こうしたプレイバリューは嬉しいところ。本編でも効果的に使用されておりました。

 

普通の朝が、遠くに消えていく…

ゴウザウラー本体。他の項目でも書きました通りエルドランシリーズのロボットは近年再版されておりまして
これはその再版バージョン。再版は当時メッキであったパーツが普通の黄色になっていることが特徴です。
個人的にはメッキの方が好みなんですが……当時版の安いの見つけたら購入しよう;

股関節が左右に開くので、いい感じに立たせることが出来ます。

 

マッハプテラ(腕部・翼部)

ゴウザウラーを構成するのは三体の恐竜メカ。
プテラノドン型のマッハプテラは合体時にはゴウザウラーの腕部と
翼になります。

 

ランドステゴ(頭部・胴体)

頭部と胴体になるランドステゴ。
マッハプテラを除く二体は、合体時に余剰パーツが出てしまうのが残念。
歴代一号ロボは単体だとほぼ完全変形だっただけに……

 

サンダーブラキオ(脚部)

脚部を構成するサンダーブラキオ。
合体時には首から上が丸々余剰パーツとなるのですが、設定ではどう変形して
いたのでしょう。やっぱりそのまま縮んで完全収納とかなのかな?

 

誰かの為に、何かが出来るはず

それではゴウザウラー合体パターンを。
まずマッハプテラの首を後方に移動、翼を写真のように展開します。

 

泣き顔に注いであげる でっかい勇気を、ほらね

マッハプテラの足を左右に開きます。
ゴウザウラーの肩パーツを上げ、腕から拳を引き出します。

 

涙を拭いて 今日から君だって一人のヒーローになる

ランドステゴの背中パーツ、尻尾パーツを取り外します。
背中パーツは開いてゴウザウラーの盾『ザウラーシールド』に、
尻尾はザウラージェット時の機首パーツとなります(ゴウザウラー時には未使用)

 

誰かを愛し、何かを守ること

胸のエンブレムを展開、前方に開いてランドステゴの頭部を収納すると
入れ違ってゴウザウラーの頭部が出現します。
この状態ではゴウザウラーの角は折り畳まれているので、展開します。

 

生き方を比べちゃダメさ 未来は誰でも無限

サンダーブラキオの頭部を取り外し、足を収納。
サンダーキャノン(背中の砲)は畳みます。
胴体を左右に開いてつま先を出します。

 

僕達が手をつないだエネルギーさ

マッハプテラの間を通すようにして、ランドステゴを合体させます。
合体後、ランドステゴ(胴体)は腕と背中のジョイントで固定されますので落下はしません。
さらにサンダーブラキオ(脚部)を挿し込みます。

 

時空を超えた空に旅立て FAR AWAY

ザウラーブレードと、ランドステゴの背中パーツを展開したザウラーシールドを
持たせれば合体完了。ザウラーシールドの透明部がいい感じかつハデハデですね。

 

ザウラージェットへの変形・1

組み替え変形でザウラージェットにもなります。
マッハプテラの変形はほぼゴウザウラーと同じですが、腕を展開せず
翼は後方に回します。
ランドステゴは、尻尾パーツが機首となります。
機首をランドステゴ頭部に被せます。

ゴウザウラーと同じ要領でランドステゴをマッハプテラの間を
潜らせるようにして合体させます。

 

ザウラージェットへの変形・2

サンダーブラキオは頭部を外して足を縮めるのみ。
ゴウザウラー時とは前後が逆になるように取り付けます。
この形態ではザウラーキャノンは展開したままです。

 

ザウラージェット形態

ザウラージェット形態完成。
設定ではゴウザウラーの太もも部分が縮んで更に戦闘機らしい形状になるのですが
玩具版では再現されていません。

劇中ではこのザウラージェット形態で出動、三体の恐竜メカに分離、そして合体と言う
プロセスを踏んでいましたので印象に残る変形です。
逆に恐竜メカ形態の印象の方が薄いかも(苦笑)

プロポーションは良いのですが、余剰パーツや不完全な変形など
不満はあると言うのが熱血合体ゴウザウラーの印象。
エルドランシリーズ伝統のもの凄い数のシールも相変わらずです。
でもまあエルドランシリーズの一号ロボでは一番のハンサムさんなのではないでしょうか。
合体ロボながらこのスマートな体型は斬新です。

 

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