イマイ 1/48可変ガルビオン(プラモデル)


ストーリー

……は可変ガルビオンの項目を参照と言う事で。
玩具版可変ガルビオンと比較して面白いのがこのプラモデル版可変ガルビオンです。
玩具版がサーカスIにしか変形しないのに対して、プラモデル版はロードアタッカー
(中間形態でオフロード仕様と言う設定。バルキリーで言うガウォーク)にしか変形しません。
何でこうなっちゃったかと言えばガルビオンの複雑過ぎる変形の為としか言いようが無いのですが
プロポーション、機構ともに対照的なこの2製品を比較の為に
こちらのプラモデル版も紹介いたします。イマイ倒産の寸前に再版されておりますので
入手は比較的簡単かと。でもお勧めはいたしません。その理由は後述。

 

BE A HERO!

プラモデル版の可変ガルビオンはご覧の通り、ガルビオン形態のプロポーションは抜群です。
ほぼアニメのイメージ通りと言っても良いのではないでしょうか。
こうしてみるとガルビオンって目茶カッコイイですね。
脇役メカやガルビオンU(ゼクター)がセンス的に今一つだったので損をしている気がします。

 

これでも同一メカです。

玩具版とのガルビオン状態での比較。うわあ。
スケールは同一なので、プラモデル版のフロントアーマーや顔、肩ウイング辺りを移植して
デカールを貼ってやれば玩具版も少しは良くなりそうですが。もう一台玩具版が格安で手に入る
ようなことでもない限りは出来ませんねえ。

 

武装させてみました。

玩具版には武器もなにもついていないので、プラモ版の武器をちょこっと削って
持てるようにしてみました。しかしガルビオンのシールドって小さいですね。
これで盾になるのかしらん?

 

ロードアタッカーへの変形

でもそんなプラモデル版も変形機構は玩具版に大きく劣っています。
ガルビオンが鳥足で寝そべったようなロードアタッカーにしか変形出来ない時点で
仕方が無いのですが。変形は肩ウイングを肩口ごと上に展開。
股関節を左右に開いて背中からロードアタッカーの機首を引き出します。
足は引き伸ばした上で関節を写真のようにします。

 

ロードアタッカー状態

最後に背中から車輪を引き出し両手首と頭部を外して完成。
なんか『マシンハヤブサ』か何かでこんなレーサー車を見たような。
ここからサーカスIに変形する為には太ももを脛に収納する機構や
胴体を三分割して独立回転させる機構、腕を胴体のレールに従って
内側に移動させる機構など必要なものが足りな過ぎるので
これを改造して完全変形を作ろうとしたらほぼフルスクラッチになるでしょう。
てか強度的に無理。サイズアップしないと。

 

ウイング展開

ガルビオンは飛行機械が発展出来ないこの世界にあって、
各部ウイングを展開することで滑空できると言う設定。
プラモデル版は背面のウイングを展開する機構がちゃんと再現されています。

ただね、このプラモデルも玩具版に負けず劣らず壊れやすいのです。
それ以前に組み立てるのも難しいです。そこらのガレージキットの方がましかもしれません。
理由は簡単、肉厚が紙切れのように薄いのです。
普通プラモデルは、その肉圧接着剤をつけて、モデルにモールドされた突起などを
差し込んで作っていくものですよね。ところがこの肉厚が薄いものだから
接着面がほとんどありません。しかも肉厚がない為に突起もなく、
冗談ではなく『厚紙を面ではなく側面で接着する』ような工程が続きます。
それを変形させれば強度不足でパーツがボロボロ外れるのは自明の理。
その上関節もやたら固いものですから、腕を曲げようとしただけで肩口から取れる
なんてことは日常茶飯事です。
機構がいけないのか金型の問題か、とにかく強度に恵まれない作品でした、ガルビオン。

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