第2回彦根市3大学留学生&市民 文化交流のつどい
2006・10・14 滋賀県立大学 交流センター

 昨年に続き、第2回目の文化交流も留学生が中心になって、会場準備や片付け、パフォーマンスの司会や音響照明等々をこなし、無事に終了しました!
 昼食交流後の「日本文化体験コーナー」では、「着付体験」(自分で浴衣が着られるようになろう)、「生け花体験」、「甲冑を着る体験」の三つを取り入れました。
パフォーマンスのオープニングは、男性5人の和太鼓グループによる屋台囃子でした。これには「カッコ良かった!」との留学生の反応。
 日本文化紹介の、着物のショーと「江州音頭」の二つは「去年良かったので、今年もやって欲しい!」と留学生が希望したものです。「着付ショー」では、今年8月から数回のレッスンを受けた5人の留学生が、舞台上で自分で着物を着て、帯も結ぶという挑戦をしました。「江州音頭」は昨年、ビバシティホールでの最後のプログラムで、ほとんどの来場者と留学生が会場いっぱいに、一つの輪になって踊り、盛りあがったのが印象深かったようです。今年も最後は、ホワイエの広場に出て、本職に音頭を取ってもらい、踊り手も数人来てくださっていたので、徐々に踊りに加わる人が増えて賑やかになり、催しの締めくくりとなりました。
 もう一つの日本文化紹介は、我がVOICE代表の小澤祥子さん&ご主人の聡彦さんによる狂言「盆山(ぼんさん)」。さすが、ご夫妻による演技、なかなか楽しませていただきました。「狂言」を初めて聞いた留学生には、内容がよく分からなかったとの声もあり、話の筋を紹介するプリントの準備が必要だったかと反省しています。
 留学生の演技で、やはり今年も目を引いたのは、中国やタイなどの民族舞踊。今年は4組の舞踊が披露されました。本格的な舞台やTVなどにも、彼らが出られる機会があれば・・と思いながら見とれていました。柔軟な身のこなしや踊りの中で見せる笑顔は、観客を魅了させるものでした。 他にはバイオリンや琵琶の演奏、歌の発表などもありました。                (実行委員 河瀬洋子)

日本文化体験 甲冑を着てポーズをとる留学生
ちょっと手伝ってもらったけれど、着物もこんなに上手に着れましたと、ご満悦の留学生
熱心に生け花を見る留学生。
このあと、自分達で生けました。
和太鼓:湖響のみなさん
中国の留学生による
インド舞踊

中国の古典舞踊

タイの民族舞踊

着付ショー  モデルは留学生

中国の琵琶演奏

中国の民族舞踊

留学生の皆さん