丹後山〜中の岳

一日目 平成19年9月23日 曇り

随分前から歩いてみたかった
十字峡からの丹後山〜中の岳のトライアングルコース!
日帰りで歩く登山者も多いけれど
避難小屋一泊で歩いてみよう・・・。

十字峡に着いたのは午後1時ちょっと前
準備をして1時頃に歩き始める
少し歩いて車に熊鈴を忘れた事に気が付いた!
この時間で熊鈴が無いと不安・・・。
直ぐに車に戻り熊鈴をザックに付けて再び歩く

歩きなれた林道
滝を見ながら先を急ぐ
明るいうちに・・・5時には避難小屋に着きたい
13:30〜丹後山登山口
一昨年は日帰りそして昨年は泊まり装備で登ってる
最初から急登が始まる・・・。
中の岳の登りより、丹後山の方が急だと思う

水場が無いルート
早くもザックが重い・・・。
どんどん汗が出る
13:47〜1合目の鉄砲平
ザックが思い割に良いペースで登って来た!
バテないためにも早目に水分とエネルギー補給
最初が肝心なので10分ほど休む
14:20〜2合目
ここからは少し下る・・・。
暫し平らな登山道となる
昨年の大雪で倒れ登山道を塞いでいた松も切断され
登山道は綺麗に整備されてる

ブナ林と北五葉松を眺めながら
やがてガスに包まれ始め・・・一人不安な尾根歩き
時折自分で熊鈴を鳴らしながら・・・。
ようこそガスのブナ林へ


14:50〜3合目についた頃はすっかりガスに覆われた
大きな松の木は宇宙人のように見え
何時も木々の間から垣間見る中の岳は・・・白の世界

真っ白の尾根歩きはもちろん何も見えない
ガスが無ければ左手には中の岳が見えるのに
白の世界

オオカメノキ

15:50〜5合目に着いた
ここから先は短い
もう少し登れば森林限界でチシマザサの草原風景
ここまで登ればもう大丈夫
明るいうちに小屋に着けるはず!

5合目付近は遅くまで雪が残り
7月初めでもイワウチワやカタクリが咲いてる
確かタムシバの白い花も咲いていた

ここまで、下山者にも会わず
この時間なら小屋まで誰にも会わないだろう
小屋泊まりの登山者は他に居るだろうか・・・。
もし一人だったら
怖いかも・・・。
かなり想像力豊かに色々な事を考える

吹く風が冷たく感じる
16:23〜7合目
振り返ればガスが風に流されて
ネコブ山が姿を現したり
本谷山に続く中尾ツルネが見えたり
でも、群馬側からまたガスの幕が下りてくる
7合目付近からネコブ山

8合目のシシ岩への登り

16:37〜チョッとした鎖場を登ってシシ岩に着く
もちろん中の岳は見えず・・・。
足元のササを見ながら歩く

八海山が見えた
中の岳は姿を現さず
八海山(入道岳?)

イワショウブ@ピンボケ
17:00〜9合目の分岐に到着
巻機山へ続く尾根はササ原状態?となっている
道は刈払いされて無い

直進は水場となってる
雪渓が残っている時期だけだろう

左へ進み小屋へ!
さて、誰か登山者は居るでしょうか?
ふ・あ・ん
不安・・・どうだろう
17:05〜丹後山避難小屋
小屋前の木道に足を踏み入れた時
女性の声が聞えた!
不安が一気に吹き飛んだ!
GO!GO!GO!
ドアを開ける・・・『こんばんは〜遅くなりまして・・・お願いします!』

二日目へGO!