でー、やっぱり。
雨が降りすぎて、地盤、ガタガタ、こりゃ、すすめるの?。
通行止めじゃないから、いけるってことかな、怖いな。
帰り、ここを通るけど、大丈夫だよね。
だれか、大丈夫といって、お願い。
「だったら、行くなよ。」
「あれ、その声は、お大師さん?。」
「私だよ、ボコ。」
お四国の札所は、平地ばかりにはありません。
阿波の徳島から、土佐の高知、伊予の讃岐、
そして讃岐の香川まで、山上にあるものが数箇所。
毎年、水不足で深刻になる香川。
山が少なく、雨が降ってもすぐに海に流れるから、水が保水されません。
そんな少ない香川の山にも、山上に札所があります。
梅雨時の長雨で、地盤が緩みます。
ところどころに、落石が、車の底をすらないだろうと通過したらガリガリです。
雨の重みで、枯れ枝が落下。
この枝が曲者で、車の底に、ひっかかったら、取るのに苦労します。
ふもとに近ければ、竹が道路を塞いで、通行に支障をきたしています。
さらに、枯れた大木が道をふさぎます。
二人居れば、なんとか除けますが、一人では大変。
大型車が踏みつけたのでしょうか、コナゴナです。
そして、がけ崩れで、倒木です、通行不可能。
梅雨時の遍路注意事項でした。
○讃岐の香川のみですが、過去にあったことも記載しておきます。
・66番雲辺寺への表参道(徳島から札所へ)、倒木、落石。
・81番白峯寺から82番根香寺への、五色台の道(県道180号線)で、倒木、落石。
・88番大窪寺への峠道、落石、倒木。
2011年6月21日(火)現在情報
・82番根香寺から83番一宮寺への、五色台の道(県道180号線)で、
山側の崖崩れ(コンクリート壁?)、片側のみ通行可能。
・82番根香寺から84番一宮寺への歩き遍路道、
オレンジパーク横から鬼無駅ルートの農道?(林道?)が、道路の陥没で通行止め。
(この農道?(林道?)はアスファルトなので、車遍路も使えますが、通行止めです)
○危険回避
車遍路は引き返しやすいから、危険度は低いけど、歩き遍路は引き返しにくいので危険度は高いです。
特に、歩き遍路道は崩落情報の伝達が遅いから、よけいに危険度が増します。
一番、いけないのが、歩き遍路の前進あるのみの方が、「通行できた」と云えば、みんな通行してしまうことです。
○危険地帯を、一般的な伝達(知る)方法
・歩き遍路→宿(民宿)→歩き遍路
歩き遍路が、危険地帯に遭遇したら、携帯電話でお世話になった民宿に連絡する。
・民宿が宿泊した次の歩き遍路に伝える。
・歩き遍路が、危険回避の看板で確認する。
・歩き遍路が、ネット等で情報収集する。
・歩き遍路が、仲良くなった人に電話メール等で連絡する。
・歩き遍路が、札所から情報収集する。
○山道での携帯電話
三本立つけど、山陰で音声がとぎれることがありました。 |