お気楽、お四国巡り 歩き遍路  (もろもろ)

なんじゃこりゃ。デ、デカ数字。「対空標示」。

「この道路に、書かれたデカイ数字は、誰のため?。」
「デカイね、字の大きさからして、車用じゃないの?。」
「だよね?。歩き遍路用にも使えるかな。」
「この道、国道55号線なんだけど、55じゃなくて、数字が合わないよ、
あれれ、ガードレールに付いている標識の数字と同じだよ。」
「へー、なんだろうね」
「歩き遍路道の、距離数かな、まさかちがうよね?。」
「うーん、海岸線の一本道だから、わからなくてもOKじゃない。」
「あっ、そうか、そうだよね。」
「おなかすいちゃった、食堂ある?。」
「うーん、一本道で、見あたりませんね、はは。」
「うう、そうなの、トホホ。」

海岸線をひたすら歩く道。
道路にかかれた大きな文字。
車用かなと思っていたら、なんと、「対空標示」というものでした。

○解説

・東南海・南海地震時発生等における道路の被災状況を迅速かつ的確に、把握することを目的として、
ヘリコプターから視認できるキロ程を車道路面に1km毎に標示するもの。
交通事故発生等に際しても、速やかな地点把握や事故処理など、的確な交通事故処理等に役立つものです。
(国土交通省四国地方整備局道路部道路管理課Webより)

・キロ程:道路の起点(県庁)からの距離

・国道の路線を指定する際には、まず、起点と終点が定められます。
国道の始まりの地点を「起点」、終わりの地点を「終点」とし、「上り」は起点に向かっていくこと、
「下り」はその逆の終点に向かっていくことを言います。