「なれちゃったな。 ここの九十九折り、なれれば、怖いものなしだな、はは。」 「油断して、私を谷底に落とさないでね、はは。」 「・・・・・・、あそこに居る人は誰?。」 「この道だったら、歩き遍路さんじゃないの?。」 「えー、あの格好は、普通の人だよ?。 ちょっと、よけてくれないかな?。 えー、こんなところに駐車?。 なんでなの、どうにかして。」 「すみませーん、ちょっと車、寄せてくれませんか?。」 「はいはい、ちょっと、まってくださいね。 ごめんなさーい。」 「これ、お詫びね?。 食べる?。」 「はー、なんです、それ。」 「えっ、これ知らない、イタドリだよ。」 「????????。」 「おいしいよ、イタドリ。」 山菜採りの季節?だそうです。 車遍路道の側に車が止まっていました。 なんで、こんなところにと思っていたら、脇に何かを抱えて、おばさん?登場です。 はー、ちょっとイライラして、車をどけてもらったら、お詫び?の山菜です。 「イタドリ」という名前の山菜だそうです。 ゼンマイとかワラビは知っていますけど、イタドリは知りませんでした。 もらっても食べ方がわからなかったので、この時は遠慮しました。 ○山にある札所 春は,山菜など |