第1回 「畑を耕そう」
2005年8月21日
私が住むここ下沖町には休耕中の田畑がたくさんあり、その一つを所有者のご好意により町の子供育成会に貸していただける事になった。そこで何を作ろうかと考えた末に、皆も大好きな「おそば」を最初から最後まで自分達で作ってみようという訳である。
晩夏から初秋にかけてそばの実を蒔くと、初冬には収穫からそば粉づくりまでが完了するという。
まずは8月21日にお父さんたち5名で草に覆われた畑を耕す事からスタートした。
地元の先輩の御協力でトラクターを貸してもらい、初めての耕作を体験する。最初、草だらけの状態を目の当たりにした時は、これを全部刈らなきゃならないのかぁ〜〜!と当惑したものの、先輩の、このままトラクターで掘り起こせばいいんだという心強い言葉を聞いてえらく安心しました。
とは言うものの、初めてのトラクターには少し手こずりました。トルクが命の乗り物だけにスピードはまったくの論外。ゆっくりと着実に土を掘り起こしていく地道な作業が続きます。
実際に使ったトラクターは700ccで13馬力という大昔の代物で、レトロ気分で楽しめばイイじゃん、と意識を換えて臨みました。厄介なのが回転するローターに巻き付いてしまう草の撤去でした。
強い繊維の雑草は切れずにそのままぐるぐると絡まってしまうのです。ひどい時は一往復する間もなく負荷がかかってしまい、その都度みんなで真っ黒になりながら草を引き剥がさなければなりませんでした。(最後には剥がすコツを覚えたけどね)
朝9時から始めた作業は、お昼をちょっと過ぎた頃には終了しました。育成会のお母さん方からの冷たい麦茶の差し入れもあり、感謝すると同時にいい汗も流せました。
次の予定は、今度の日曜日28日に子供たちを集めてのそばの種まきと途中何回かの土寄せです。
その時の様子は次回にアップします。お楽しみに!
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