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ストラトキャスターを弾いたことのある人なら御存じの様に、ボディー裏側のカバーの中にスプリングが張ってある。(写真1・2)通常3本のスプリングが真っすぐに取り付けてあるが、このスブリングを例えば2本に減らし、V字に張ったり4本あるいは5本全部を使ってボディーに止めてあるネジをゆるめて張り具合を調節してもOK。要はプレイヤーがかける負荷の増減を考えて調節すればいい訳だ。大切なのは同時にブリッジの調節をリンクさせる考え方である。弦高はプレイングに大きく影響するし、シングル・コイルのピックアップだけに音質にも大きく影響する。ここでもっとも問題になるのがトレモロ・プレイをした時に起こるチューニングのズレだ。既存のブリッジ、ストリング・リテイナーでも問題はほとんど無いが、GRAPH TECH社のハイテク・パーツ「ストリング・セイバー」と「トレム・ナット」に取り替える事でトレモロ・プレイ時のミス・チューニングを解決できる。このパーツは簡単に説明すると、極薄いテフロン皮膜で弦の振動・移動時に極力弦にかかるストレスを軽減してくれる役目をもっている。それによりハードなトレモロ・プレイでもまったく音が狂わなくなるばかりか、弦自体の寿命も伸びる利点がある。これを使えばスプリングの調節次第では音程を2度以上引き上げるプレイも簡単に出来る様になる。もはやジェフ・ベックのプレイを完璧にコピーできるわけだ。サステイナーを使えば、一本の弦だけで様々な表現が可能という優れもの。トレモロ・プレイを多様したいギタリストにはお薦めのパーツだー! |
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