2021年4月3日 三重県
大内山川
もういいんです、私はすべてを諦めました。とか言いたくなる気分です。
さすがに、これだけ雨が降ると呪われてるとしか思えません。多分、大内山川に釣りに来ると、8割ぐらいの確率で雨が降ってます(泣)
高速代払って20分釣って諦めて帰るとか、長良川のミッジング並みの苦行。地域的なものなのか、天気予報がかなり当たりにくい川なのかもしれませんが、降水確率20%とか晴れ時々曇りの予想でしっかり雨が降るって、一体なんなの!?
この日は、前回、有休を取って来たのにずぶ濡れになるという辛酸をなめたので(そういう時の釣行記は、もはや書く気になれない)、天気予報を入念にチェック。
で、着いてみたら安定の雨降りですよ。もうね、あほかと。馬鹿かと。
車の中で雨宿りという名のふて寝開始。
・・・そのまま昼過ぎまで寝てしまい、起きたら雨が上がってました。ゆっくりロッドをセットし、少しポイントを見て回ると、前回よりかはハッチが増えてフライへの反応が期待できそう。
しかし予想外に反応は厳しく、大場所を狙った釣り方になります。放流魚はたくさん残っているようで、1度フッキングミスをした魚が、目の前でフラフラ泳いでいるくシーンがありました。警戒心なさすぎ。
真ん中の小さい魚。この警戒心では生き延びるのは難しいでしょうな。
倒木の下やボサの下を徹底的に狙ってみますが、思った以上に反応はありません。1時を過ぎようやく日が差してきた頃から、虫のハッチが増えて、フライへの反応が上向きました。
宮川もそうですが、大内山川は本当に水が綺麗。陽が差すと幻想的ですらある。もう、本当に雨は降るな。
時折野生魚は混じるものの、まだ放流魚が釣れることは驚きです。大量の放流があったわけではないので、解禁から1か月以上、単純に釣り人の数が少なかったか、天候不良などにより、釣りに来る人が少なかったのかもしれません。
左:変わった模様のアマゴ。パーマークが一部なく、朱点もマダラ。 中央・右:安定の派手朱点放流魚。
途中、サイズは小型ながら思わず見とれた1匹。
丸いパーマークと、控えめな朱点、透き通るような質感の肌艶。大内山川に天然魚と言えるような魚がいるなら、こういう魚かもしれません。
上の放流魚さんたちとは一線を画す美しさ。
そういえば、Twitterでは報告しておりますが、大内山川の支流、唐子川には、頭之宮四方神社という合格祈願の神社があります。
次女の受験の際に、この神社にお参りし、無事に合格したのですが、お礼参りに来る機会がありませんでした。まぁ、ぶっちゃけ忘れてたのですが。伊勢神宮には行ったからね。
実はこの神社、”頭”と名前がつきますので、菅原道真とか、頭のいいとされる勉学の神様とか、そういったご神体を祀っているのか、普通だったらそう考えると思います。
ところがどっこい、祀られてるのは・・・人間のドクロたそうです。
昔川から流れてきたドクロを見つけた子供達が、そのドクロで遊んでいたところ・・・これ以上は楽しみが減るのでご自分で検索してみてください。相当ぶっ飛んだ設定になっています。
このエピソードが本当だとすると、そりゃあお願いだけしに来て、後は知らんぷりしていたらバチが当たって当然ですわ。
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