2019年2月1日 岐阜県
長良川 解禁
正直言いますと、「もう行くことは無いかな」と思っていた長良川の解禁。
丁度休みが取れましたので、10年ぶり?ぐらいに出撃しました。
「ライズが無い」「人多すぎ」「入れる場所が無い」「風強すぎ」「魚見えない」(なにこの苦行?)というのがセオリーの長良川解禁、早朝に出発しようと思っていましたが、午前9時の気温が3度の予報だったので、ゆっくり昼前に到着。
関観光ホテル前。
フライフィッシャーにとってのメッカではあるが、ライズが無かったり遠すぎたりで、さっと行って釣れることはまずない。
案の定、20人以上の釣り師がいたが、フライの人は座ってるかライズを待って見ているだけ。ルアーの人はキャストしていたけど、釣れているようには見えなかった。
なお、鮎之瀬橋手前右側の友鮎屋さんですが、当分の間、釣り券の販売を取止めるとの張り紙があったので、他で買いましょう。
ライズが無い中釣っても結果は見えているので、何カ所かポイントを回る。
美濃橋(吊り橋)のポイントは、橋の改修工事の為、今年は放流されていないらしい。板取川と本流の合流点付近は、稀にライズがあるのに人がいない、ということがあるが不発。
次にやってきたのは、板取川のさらに支流、片知川(美濃フィッシングエリア下流)。
フライフィッシング向きではない細い川だが、それゆえ、魚の姿は拝むことが出来る。
餌釣りの竿が林立していたが、2時過ぎには撤収する方が増え、ポイントに入ることが出来た。
2019年解禁でございます。ミッジングじゃない気がするけど、仕方ない。
フライの人達は、なんとなくロングキャストできるポイントに集まってしまうが、スタイルに拘らないなら支流の方が狙い目かもしれません。
その昔、20年ぐらい前になると思うが、2月のシラメ釣りは天然や稚魚放流の銀毛が入り混じり、プールなら必ずライズがありました。郡上八幡まで行けば、解禁から2週間位経ってもライズが狙えてました。
しかし、今は鵜の食害や天然魚の減少により、前日放流された養殖魚を狙う釣りになっています。ミッジを遠投しなければ釣れない、フライの独壇場というべき長良川のミッジングの釣りは、もう思い出になったのかもしれません。
竿抜け?釣り残し?のポイント。養殖場かと思う程、魚がウヨウヨ。
餌釣りの人が、多分拾ったと思われるルアーを使い、引っかけ釣りしてたのには笑った。タモで掬えば10匹ぐらい取れそうな状況。
夕暮れ、もう一度関観光ホテル前に移動。かなり冷え込んでいたが、ポツポツライズも見られ、遠投してヒットさせている人もいました。
これこそが、紳士のフライフィッシング。竿抜けのポイントとか探していてはいけません(←オイ)
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