2016年7月1日 岐阜県
庄川(一色川)
久々の岩魚釣りに選んだ場所は岐阜県庄川(一色川)。
数年前から東海北陸道4車線化工事のトラックが引っ切り無しに行き交うようになり、ゆったりのんびりした川ではなくなってしまった。
しかも、上流部の最大支流である一色川の上流付近も、なぜかトラックが激しく往来し、車では入れないような山奥も凄い勢いで山林の伐採が進んでいる。
4車線化工事とは関係ない(高速道路からかなり離れている)気がするのだが、一体何をしているのだろう。中央道と繋げるとか??
私がこの川に来るようになったのは、当サイトの掲示板で教えて頂いたからであり、庄川(一色川)に通う者としては、まだまだ若輩者である。
しかし、それでも言いたくなるのは「昔は良かった」ということ。
川の水は澄み、藻の発生も殆ど見られず、川底にはまん丸に磨かれた小石が堆積し、渓魚が棲む環境として、産卵場所として、素晴らしい状態だった。
水質が悪化してきたな、と思ったのが4〜5年前(多分、その頃から山奥での工事が始まっていたのだろう)。ここ最近は、目に見えて川全体の状況が悪化している気がする。
魚はいる。 しかし、連日かなりの釣り人が入るようで、魚はどれも神経質な印象。
ものすごい数のフライが引っ掛かった枯れ枝。
この川は、やはりフライフィッシャーに人気のある釣りやすい川だと再認識。平日にもかかわらず、200〜300m間隔で釣り人がおり、かなり早朝から釣らないと先行者の後を釣っている状況になる。
ちなみに上の写真の枯れ枝ですが、安心して下さい。絡まったフライと糸は全て回収の上、根元から蹴り一発食らわしてへし折っておきました。
昼近くになると流石に暑い。しかも反応も薄くなってくる。
結構頑張って釣ったが、いわゆる「手の平サイズ」を超える魚は殆ど出会えず。
諦めて少し下流に降り、車が頻繁に行き来する場所で釣る。
いやーー、びっくりしたね。凄い数の魚がフライに反応するの。釣れないけど(汗)
3回位フライに出てようやくヒットさせた魚。
バリバリの成魚放流魚だったが、引きも強く楽しませてもらえた。
しかし、管理人が岩魚が棲む川に期待するのは、当然ヤマメではないし、こういう釣り方、魚ではない。
しばらく庄川遠征はお休みするかもしれない。本当にいい川なんだけどなー・・・。