2015年7月3日 岐阜県
庄川(一色川) 釣行メモ


金曜日、有給取っての出撃です。
とは言うものの、ここ最近の豪雨で川が荒れたとの情報を聞くため、正直あまり期待はしていない。

一色川に車を走らせ、グラウンドの近くの橋から川の様子を眺めていると、かなり気になったのがトラックの往来。
フロントに○○道工事と一瞬見えた気がするが、道路工事の車両か。本当に、2〜3分に1台ペースで引っ切り無しに走っていた。

そのまま旧スキー場近くまで行って入渓。
途中、川の中に釣り人の姿を3人ほど発見。見えない人数の方が多いと思うので、かなりの数の釣り師が入っている模様。・・・あのー、平日の朝から何やってんの?(←お前もな)

林道から少し歩いたポイント。
確かに、大水が出たような痕跡があちこちに見えるが、深刻な被害ではなさそう。しかし、全体的に浅くなった気がする。これは、どの川でも一緒の問題で、日本の気候が変わったのが最大の原因でしょう。

少し釣り上がるが、手の平サイズがポツポツ。

すこし頑張ってこのぐらい。20cmの壁が厚くて嫌になっちゃう。

さらに頑張ってもこのぐらい。個人的には、久々に岩魚が釣れて結構満足しているのだが、絵的にはイマイチですな。

釣っていて物凄く心配になった光景。
それなりに上流部のはずだが、森がスカスカになっている。木の間からは重機の姿も。一体、一色川上流の山で何の工事をしているのだろうか。
道路を作るとかだったら、川はタダでは済まない。心配です。

それでも魚は小型ながらコンスタントに釣れ続け、結構な数がヒットした。

その中の1匹。通称「カワサバ」。
岩魚とヤマメの雑種で、混成域では稀に見られる。この魚が釣れた地点は、おそらく岩魚もヤマメもかなり放流されており、魚の密度の高さがハイブリッド出現の理由だろう。
本来は岩魚の棲む水域だと思うので、ヤマメの大量放流は考えてほしいものだ。

木が無くなり、森がスカスカになった光景が目に飛び込んできた。、
自分が今日、ここへ来れたのはこういった道路整備のおかげ。しかし、眉を細める自分がいる矛盾。

川と魚への悪影響が出ないよう、祈るばかりだ。


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