2019年3月〜5月 三重県
安濃川


ぬあああああぁああぁぁーー!

オムツが!授業参観が!習い事が!PTAの行事が!急な発熱のお呼び出しが!・・・襲ってくる!!!

3人目生まれた時点である程度覚悟してたけど、ちょっと想像を超えてます。
むしろ、一番小さいのは保育園へ押し込んどきゃOKで、(←OKなのかよ)むしろ大変なのは小学生になった姉二人の関係。

習い事の送迎ぐらいはどうでもいいが、親同士の付き合いがスッゲー面倒。
自分が小学生だったときとは親同士の連携方法が一変しており、基本、派閥ごとにLINEで繋がってます(汗)

で、PTAとか学童保育とかの役員は、SNS内でのドロドロしたやり取りを経て、「○○さんが来年の会長ね」みたいな感じで、医者夫人だか弁護士夫人だか知らんが、なぜか仕切ってるセレブなオバハンが決めるのだが、LINEとかやってない、全然違う人が「俺、来年会長やるわ」とか言いだし、対抗馬と鉢合わせした現場で、「私、あなたの事が信用できませんし嫌いです」とか言っちゃって、火花が散るのを「おもしれー!もっとやれ!」とか囃し立てるのに忙しいのです。はい。(暇そう)


3/22 何だかんだで、今年の解禁は3月下旬までずれ込んだ。PTA紛争に巻き込まれ、夜中に召集とかあったからな。

 最初の釣行に選んだのは、発眼卵放流をしている地元、安濃川。
 正直「釣ろう」なんて思っておらず、稚魚の生存状況を調べるのが目的だった。

災害復旧工事も一段落し、水も澄んでいる。フライを流していくと、12cmぐらいのチビが数回反応した。

正直、この結果だけで大満足。
グチャグチャになった川の中で、アマゴが生き延びたこと自体が驚くべきことだ。100mほど釣り上がって、もう十分満たされたので上がろうとした時だった。
いかにも魚がいそうなポイント。
仮にもアマゴが棲息している、しかも町から近いこの川は、どれだけ荒れていてもそれなりに釣り人がやって来る。解禁から20日以上経っているので、大した期待は出来ない。

何気なくフライを投じると、ゆらりと浮上した影が本当にゆっくりフライをくわえた。

うっっそーーー!??


川で叫ぶ不審者が1名。


22cm



大満足。しかし、フライは半壊状態。
この日はフライボックスを忘れるという失態をやらかしたため、エッグで釣り上がってみたが、おとなしく終了とした。


4/12 10日後、2匹目のドジョウを狙うべく再び安濃川へ。

 正直、全く期待していなかった。大抵、前回釣れたからといい気になっていると痛い目に遭うのは釣りの法則である。
いつもよりかなり下流から入渓する。

 ここから怒涛の快進撃が始まった。いや、正確に言うと、釣りに行けない期間があったので、鬱憤を晴らすかのように、ちょっと本気をだしてしまった★のだ。大人気もなく。テヘ★


まずはいっちょあがり!


よっこいせ!

はい、もう一匹!

これは一体どういう状況なんだ?

工事が続き、昨年は釣り人が殆ど入っていないだろうが、それでも釣れすぎる。

大してデカくないとか言うそこのあなた!この川は漁協が無く、タダで釣りができるのです。しかも、三重県庁所在地である津市の市役所から車で20分の近場。
胸に手を当てて思い出してほしい。早朝4時に出発し、高速代を払い、2000円の日券を買って、日の出から日没まで釣り続けて10cmのチビが1匹とかいう異常な状況を!
まずは地元の渓流に目を向けよう。素晴らしい川はまだまだ沢山あるはずだ。


4/19 すっかり桜の散った4月半ば、三度安濃川へ。

まだアマゴは残っている。しかし、この日は足元を泳ぐ別の魚の事が気になった。


6/7 少し間を開けて安濃川へ。

気になっていた魚とはこれ。

 そう、鮎である。
 4月の時点で「オイカワやカワムツにしては群れてるし、泳ぎ方が”クネクネ”してるな」とは思っていたのだが、鮎の復活は全く予想していなかった。
 なぜなら、2013年9月の台風で荒れ果てた安濃川、9月に大水が出たという事は、産卵間近の鮎も、産卵された卵も、殆ど流されたことを意味している。案の定、2014年は鮎の姿を見かける事はなかった。

 別の支流などで生き延びていた可能性はあるが、放流が行われない安濃川では、当分の間、鮎の復活はないと思っていた。
 まさかこんなに早く帰ってくるとは!

 もののけ姫風に言うと(←なぜ?)こうなります。

乙事主(おっことぬし)「鮎たちが戻って来だぁぁぁあ!!。黄泉の国から戻って来たぁぁ!!」

サン「乙事主さま落ち着いて。絶滅した鮎は簡単には蘇ったりしません!」

乙事主「鮎たちが帰ってぎだぁぁぁ!!」



戻ってきた様子をご覧ください☆









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