9/18 三重県
安濃川
今シーズンおそらく最終となる、安濃川の釣行&自主放流の下見に行ってきた。
津から車で20分、川へ着くたびに思うが、街中からこれほど近い川にアマゴが泳いでるというのは、本当に素晴らしいことだ。
まずは発眼卵放流予定場所のやや下流から川へ入る。発眼卵は2箇所に分けて放流するので、ここは上流部ということになる。
前回までの調査で、安濃川でアマゴが釣れる区間の最下流部と、その上流3km地点では水温が2〜4℃異なることが分かっている。
最も水温が高かった8月を過ぎ、今の時期にアマゴが残っているかどうかは、放流の結果を占う上で大変重要なデータだと思っている。
突然の汚い足でスイマセン。今回使ってみた安物ウェーディングシューズ(?)です。
ちなみに、ウェーダーを穿くまでもない気軽な釣りに、今まで使っていたのは下の写真みたいなやつ。多分上州屋で¥5000ぐらいで買えます。
プロックス(PROX) ヒップフェルトウエダー
太ももまでしかないが、一応ソールがフェルトになっているので、多少のウェーディングには差し支えない。
しかし、非透湿性の生地が太ももまで覆うため、夏場はかなり蒸れる。
そのため管理人は日中の気温が30度を超えるような日はウェーディングシューズを素足or靴下の状態ではいてから海パンで釣る海パンで釣る海パンで釣る(←エコー)という、およそフライフィッシャーが絶対にしてはいけないようなスタイルで釣りをする事があった。
その代わりとすべく通販で見つけたのがこのアイテム。
プロックス(PROX) ウエダーブーツ フェルト底
安濃川のようにウェーディングする必要が殆ど無い川や、管理釣り場なら十分な性能です。感覚的には長靴ですが、行き慣れた川でたまに水へ膝ぐらいまで入る、という方にはオススメできます。
また汚い足でスイマセン。このシューズの最大の特徴は気軽に脱げること。上の写真のようにナイロン地の部分を折り曲げておけば蒸れも解消。かなり気軽に川へ行けます。
ちなみに、上の写真の黒っぽい半ズボンは海パンです(汗)(←結局海パンかよ)
突然川からコンクリートの場所に移動してる事で気が付いた方も多数いるかと思いますが、放流予定ポイント(上流部)では、アマゴが1匹も釣れませんでしたーーー(泣)
砂地にウェーディングシューズと思われる新しい足跡があったので、先行者が一人いたっぽいが、それでもこの状況はまずい。いつもの年ならチビが2〜3匹は釣れるはずだ。
水温?水質?乱獲??放流場所を替えた方が良いのだろうか・・?
発眼卵放流予定ポイント(下流部)へ移動し、川へ入る。シャシャッと草むらから何かが飛び出してきた。
んーー?
草をどかすと・・・。
メッチャちっこい蛇。ふっふっふ、さすがにこのサイズだと怖くないぜー。
首(?)の部分の黄色い模様が印象的なこの蛇、雲出川でもよく見るけどなんだろう?以前から結構気になっていたのだが・・・。
ススキの穂でチャラチャラしても、丸っこくなって怯えているだけ。凄くおとなしい。多分無害な蛇なんだろう、家に帰ってから調べるか。
毒蛇でした(汗)。
ヤマカガシって黒・赤のまだら模様と思っていたので、子供の姿も同じだと思っていた。(よく見たら上の写真にも赤い模様が少し写ってますな)
黄色い首輪は大人になると消失するらしい。知らなかった。
・・・3年後、2mぐらいに成長したこの蛇が幼い頃の恨みを晴らすべく、フライフィッシャーに無差別噛み付かない事を祈ってます。
しばらく釣ってみたが、結構型の良いオイカワが数匹飛び出した。
そして、砂地にはまたも新しいウェーディングシューズの足跡が。この時期、この川で釣りをしている人がいる事はなんだか嬉しいことだ。
30m程釣って、ようやくアマゴが飛び出した。どうやらこの夏を無事越えたようだ。これで一安心。
川から上がりやすいポイントまであと50m程あったので、浅瀬をウェーディングしながら大雑把に探ってみた。途中、調子に乗ってウェーディングしていたら、『ズルッ』ときた。
やはり¥1800の品物。命を預けた全体重をその靴底に任せるのは、止めたほうがよさそうだ。
フライを目の前2mのポイントに落とし、ピックアップ・・・・ググググッ!
あれ!? 釣れてますやん!
なかなか良いサイズのアマゴが偶然釣れた。体色が岩に付着した藻の色に合わせて黄色っぽかったが、ヒレも綺麗。側線上には婚姻色のようなサビも出ていた。
この時期、3時間で2匹釣れたので状況はまずますだろう。
発眼卵放流、今から楽しみです。