Review
フライラインコート


C&Fデザイン
ルビーセル・シューティングプラス


 皆さんはラインドレッシングをどれぐらいの頻度で行われているだろうか?

釣行日の前日だけドレッシングし、1日使い続ける?それとも出発前にドレッシングし、お昼ご飯の後にもう一回?釣りをしていてラインの滑りが悪くなったらその都度?

手入れをすればキャスティングがスムーズになるのは分かっている。しかし、面倒くさくてあまりしない、という人が多いのではないだろうか。
10m程しかラインを出さない小渓流なら、ドレッシング代わりにフロータントを塗ったりして対処も出来るが、遠投する場合、特にフルラインを目指す上では、ラインドレッシングはロッドの性能・フライラインの性能・キャスティング技術に並んで重要な点と言える。

 キャスト時にフルラインまであと3mと言うところで、なかなかラインが伸びきらず、フルラインキャスターの称号に手が届かない方は多いだろう。
しかし、今までラインドレッシングにあまりこだわっていなかった方は、ドレッシングを施すことで一気に解決する可能性が大いにある。
ラインドレッシングにも注意を払っていた方は・・・練習あるのみ!(←テキトー)

今回お薦めするのはレビューから発売されている「フライラインコート」

 長年ティムコの「フライライン・ドレッシング」を使っていたが、同じシリコン系ではあるものの使用感が少し異なる。
ドレッシング後、液体っぽさが残りベタつく感があるTMCのラインコートに比べ、このラインコートは拭き切るとワックスを掛けたような乾いた感じの独特の皮膜を形成する。

大安トラウトレイクで偶然会った当サイトの閲覧者の方に薦められたのだが、25m付近でスタックしていたラインが、紛いなりにもフルラインまで伸びるようになったのはこれのおかげです。

しかし、難点もあり、蓋の作りが甘いためベストのポケットに入れておくと、すごい勢いで液漏れしてくれる。

前記閲覧者の方も「液漏れします」と言っていて、買った店の人も「液漏れします。注意してください」と言っていたのに「多分大丈夫!」と人の話を聞かずにベストに入れておいたら・・まぁ見事にべトベトになってくれました。

やだ・・こんなにヌルヌルになってる・・・(※注 ベストが ←注釈にする意味ない)とかボケる気がうせるほどの濡れっぷりでしたね。ベストに入れる時は容器を移し替えるか、小さいビニール袋に入れることをお薦めします。

渓流で使うならC&Fから出ているこういったアイテムを使うのも一つの方法。C&Fデザイン CFA−110 ルビーセル・シューティングプラス
ルビーセル・シューティングプラス

汚れ取りとドレッシング用にスポンジ(ルビーセルという、高吸水性の素材)部分が2つに分かれており、ドレッシング用のセル部分にコーティング剤を染み込ませておけば、渓流で1日使う分には大丈夫。ルビーセルはフライドライヤーにも使われており、吸水性は抜群なので液だれの心配もない。

スポンジ部分がプラスチック製のカバーの裏面についているので、ベストに入れても汚す心配が少なく、ボタンが付いているのでコンパクトにポケットに収納可能。

汚れが酷くなってきたら、薄めた洗剤を少し付けてぬるま湯で洗うと綺麗になるが、洗剤が残っていると界面活性剤の働きでラインがすぐに沈む。入念な水洗いが必要。

ところで、説明書やイラストでは

こんな感じでロッドを挟んで使うようになっているが、手に持った方が圧倒的に使いやすいのは多分気のせい。
ちなみに、説明書によるとドレッシングを長時間染み込ませておくと、スポンジ部分が剥離する恐れがある、となっているけど、2年間使っている今の段階では大丈夫っぽい。

余談だが、C&Fの出している名作フロータント「パワーフロート」は、ラインドレッシングとして使うと絶大な浮力と滑りっぷりを発揮する。金がある人は使ってみてください。

面倒くさい作業ではあるが、シュートしたラインが残りのラインを引っ張り、ガイドをスルスル通り抜けるか、ガイドに引っかかってキュキュキュキュとブレーキを掛けているかでは、飛距離も感触も全く違ってきます。

ダブルホールが使えて、20mキャストできる方はきっちりドレッシングを施し、是非フルラインに挑戦して頂きたい。3mほどラインが残って、アガガガガ!と悶絶する日々から脱出しましょう!

さて、公園でキャスティング練習でもしてこようかな・・・。









アガガガガガ(←お前かい)


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