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 当サイトは、三重県を中心とした、東海、近畿地方のフライフィッシング情報をメインに作成されています。

 

 メインフィールドである、三重県雲出川の風景です。
ホームページ(フライフィッシング等の渓流釣り関係)において河川名を公開するのは(特にアマゴなど鱒族の魚は)乱獲防止の観点から、近年は非公開或いはA川B川といった紹介の仕方をするページが増えてきました。

 でもね・・・ページを見てる側からすりゃ、『ケチくせぇ』てのが本音だと思います。

自分も含め釣りのサイト見てる人間は、少なからず『釣れる川』を知りたいわけです。
しかし、多くのサイトで目にする
『いつものA川支流、B谷で30cmオーバーを3尾キャッチ!』

という表現の文章を読めば、『どこか知りたい』と思うのは、釣り好きな人間にとっては、自然な成り行きだと思うんですよ。
 釣果自慢だけの内容でも別にかまわないんですが、管理人はせめてそのA川という覆いを『安濃川』と直して情報を発信したいのです。理由は下記のとおりです。


「人の自慢話はつまらない」というのは世の常ですが、読んだ後の『で・結局そこはどこなの?』という閲覧者が後味スッキリできないサイトは作りたくなかったわけです。

新聞に100匹ぐらいの魚を並べて「今日も爆釣」
石で小さなプールを作り、魚を10匹ぐらい溜めて「沢山釣れました」

そして釣った場所は「いつもの川」or「秘密のポイント」
個人的な意見としては、そんな情報なら、無いほうが良い。

・ホームページに公開するって事は、沢山の人に見てもらうためです。

・本当に秘密なら、情報を世間に発信すべきではありません。

・仲間内だけでの情報交換のためならパスワードでアクセス制限を掛けるべきです。

・自己顕示欲を満たすのだけが目的の場合は・・・勝手にやってください。

ただし、フライショップ又は釣りに限らず職場等で、何かにつけて自慢ばかりしている人が、どういう目で見られているかは説明するまでもありません。


「昨日、釣りに行って、尺アマゴ20匹釣っちゃったよ」 「場所は教えねーけど」

「昨日、パチンコで10万勝っちゃったよ」 「店は教えないけど」

「昨日、メッチャ旨いラーメン屋見つけたよ」 「場所はヒミツ」

何が言いたいんですか?って感じです。


しかし、例外もあります。
フライフィッシングを通して、川の環境問題を絡めて発信するコンテンツ、地域の文化や山・森・川の素晴らしさを伝える事が主目的のコンテンツ等、「釣果」が2次的目的のサイトです。
いつ釣れた、何匹釣れたにこだわらないので、これらのサイト管理者にとっては、川の名前なんて初めから表に出す気なんて無いでしょう。
「ヒミツ」にするのとは、少し意味が違うと思うのですが、言葉で説明するのはなかなか難しい。これらのサイトを批判する気は更々ありません。

しかし、当サイトは「釣る・釣れる」が最重要目的ですので、そうはいきません。

中級以上を自称する釣り師の方達は、初めて行く川の情報をどうやって集めますか?本?釣り新聞?それとも行き当たりバッタリ?

世の中全ての、釣り情報を発信するマスメディアがA川・B川という表現だった場合、我々釣り人は本当に困るでしょう。近くによく釣れる川が流れていれば別ですが、忙しく仕事をして、又は学校に行ってる人が、そう簡単にあちこちの川を回るわけにはいきません。

「川とポイントは自分の足で探す」これはごもっともですが、誰でも最初は初心者だった訳です。本屋で立ち読みし、釣りの先輩にポイントを教えてもらい、ショップの人に情報を分けてもらって・・・ようやく、釣れる川、ポイントが分かってくるのです。最初からアマゴや岩魚が釣れる川を知ってる人なんていません。

では、自分が「教える立場」になったらどうでしょうか?
「ヒミツ。自分で探せ」
これはちょっとあんまりではないかと思います。

でも、確かに10cmぐらいのチビアマゴでも根こそぎ持ち帰るようなお方に貴重な情報差し上げるなんて、自分で自分の首絞めてるようなもんです。
 それが自分のお気に入りの川だったらなおさらです。

じゃあ河川名公開なんかするなよとか言われそうですが、雲出川を含む三重の渓流は、水質も景観も良いのに、釣り師、特にフライマンが少ない。    


その辺にワサビ生えてます

 そもそも三重には宮川、櫛田川等、日本でも屈指の名川が流れてるんですよ。

 でも他県の方々が岐阜には長良川、長野には千曲川があるのを知ってても、三重県の川なんてほとんど知らない。フライフィッシング系雑誌なんかじゃ、ほとんど取り上げられませんからネ。


 それどころか









『三重県てどこにあるんですか?』





なんていうタブーを口走る、困った方もおられます。
 

趣味・スポーツ全般、何事もそうですが、沢山のファンがいてこそ、その趣味なりスポーツの分野は発展します。

近くで釣れる川があるのに、皆が岐阜県や長野県の川へ行ってしまう。結果、地元の漁協は鮎にこそ力を入れても、アマゴは解禁だけ釣れたら良いという考え方でマンネリ化。

さらに、遠征したフライフィッシャーは帰りに岐阜や名古屋のフライショップで買い物してくるから、三重のフライフィッシング用品を扱うショップは続々閉鎖&売り場縮小。

三重県でフライフィッシングを長く楽しむには、ファンを増やす事が大前提なのです。

「三重在住の者ですが、フライフィッシングを始めたいんですけど、どこか釣れる川はないですか?」

「ヒミツ。そんなの自分で探せ」    「宮川、櫛田川、雲出川、大内山川・・。これらの川の上流部でOK」

「じゃあ、千曲川行くからいいです」 「宮川へ行ってみます」

管理人は、出来る限り右側の青文字の対応をしていきたいと思っています。

地元・三重県の渓流を好きになってくれる人が一人でも増える事を願い、当サイトFLY HIGH FISHERは公開されています。

河川名公開に否定的な方、ご了承をお願いします。


 『冒頭で河川名を公開する』と言いましたが、いくつかの自主規制をもうけます。

  1. キャッチアンドリリースを閲覧者に求める
  2. 小規模河川においては、管理者の判断で情報そのものを公開しない
  3. 大規模河川においては管理者の判断で詳細な情報を発信する
  4. 当サイトの情報によって河川環境が悪化したと思料される場合、管理者の判断でデータを削除する
  5. Fly High Fisher管理者は閲覧者からの詳細情報公開の要求に対し、いかなる義務・または責任を負わない

 つまり、河川名の公開は『基本的に』という事であり、釣りに行った河川名やそのポイントを公開するのは、あくまで管理者の判断です。

全ての情報は管理者というフィルターを通った後で世の中に出る。他のサイトも同様ですが、この事を忘れないようお願いします。


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