釣行記ではない
12/19 三重県 雲出川上流、魚料理屋


 お、はぐれメタルが3匹でた!あっ!チクショーもう2匹逃げやがった!やっぱ剣のスキルレベル上げりゃ良かった。メタル斬り使えねーと・・・


ん??

コホン。
お見苦しいところをお見せしました。フライフィッシングをこよなく愛し外で遊ぶのが大好きな(←ここ強調な)管理人が帰ってきました!(コントローラーを握り締めながら)

ようやくドラクエ8クリアしました。長かった。冗談抜きで軽く80時間ほどかかった(泣)

引き篭もりの気持ちがちょっと分かった気がしましたが、働きもせず、学校も行かずにこうやってる若者が日本には100万人ぐらいいるってのは、こりゃかなり恐ろしい事ですな。

テレビ画面にかじりついてる主人を横目に、妻は良く耐えてくれたと思います。(2回ほど実家に帰ってましたが)


土曜出勤が多かった仕事も一段落し、時間も出来たのでマイ・ホームグランドである雲出川の様子を見がてら、上流にある川魚料理屋「大吉」に奥さんと行ってきましたので、川の様子も含めて軽く報告しましょう。



先日、宮川村の今をどっかのテレビが放映してて、たまたまアマゴ養殖場の人が取材されてて川の様子が映ってましたが、やはり状況はかなり酷い様子。
川の流れは一変し、それこそ釣りどころの話ではないだろうと思う。

完全復活までには下手すりゃ10年、それ以上かかるかもしれない。同じ県内を流れる雲出川もかなり酷いのではないか、というのが当初の予想だった。

車を走らせ、雲出川の下流に差し掛かる。

この場所はアマゴのポイントではないが、鮎釣りでは有名な場所。全体的に浅くなったがそれほど変わった感じはしない。

しかし、橋脚には豪雨災害の爪痕が残っている。

さらに上流に差し掛かり、雲出川のフィールド紹介でも掲載しているポイントに到着。
まずは豪雨災害の前の写真がこれ。

そして今日の様子。
淵は完全に埋まってしまっているが、壊滅的ダメージではなさそうか?

次に解禁当初、多数の人が集まる橋の下のポイント。今年の解禁日は下の写真のような感じだった。

そして現在の状態。岩盤に沿っていた流れは2つに分断され、それなりに深かった淵も埋まっている。

さらに上流へ行くと、所々に被害は見られたものの、宮川と比べれば、川の形は残っていた。しかし、至る所で土砂崩れが発生しており、通行止めもある。
ザッと見た感想としては予想より被害は少ないように見えたが、実際はどうなんだろうか?来年の解禁を無事向かえる事が出来る事を願う。



10年来の付き合いである最上流部の川魚料理屋「大吉」に到着し、状況を聞くと、やはり川から水が溢れ養殖池も被害にあったようだが、何はともあれ営業していた事が嬉しかった。

奥さんがまだ「彼女」だった頃から通ってるデートスポットでもあるので、無くなってたらどうしようかと思った。

引き篭もり生活約1ヶ月、久々に持ったロッドはバンブーロッド!・・・スイマセン、釣り掘りによくあるアレです。

結構スレているニジマスに四苦八苦しながら、今日の昼食兼夕食をゲット。
魚(鱒)のキャッチアンドリリースが理念ではなく、義務だと思ってやってる人は、ここより下は見ないほうが良いかも。可愛いニジマスちゃんを食っちゃいますので、これはある種の殺戮映像です。


恐怖映像その1
塩焼き!!!


残酷すぎるのでモザイクかかってます!ヤバイっす!フライフィッシングのサイトでニジマス焼いちゃってます!
キャーキャーッ!!

混じりっ気なしのC&R主義の方から、悲鳴と罵声が聞こえます!危うしFly High Fisher管理人俊!




待つ事15分。


こんがり

魚肉ソーセージの誘惑に負けたが故に食われる羽目となったニジマスちゃんにかぶりつく。


・・・




ばかうま。


ビールをごくり。




・・・


天国。もう死んでもいい。




そして恐怖映像その2.空揚げ!

パクリ・・さくさく、ホクホク。


ばかうま。

この旨さ、人が殺せる。


そして最後は刺身!!

ほのかなピンク色の身を口に運ぶと・・プリプリのコリコリ!
川魚の刺身なんて、海の魚に適わない?とんでもない、下手な旅館で出される鯛の刺身なんて目じゃない。

こんな旨い魚を育てるオバチャン達、そして雲出川の清流に感謝!


ついでに、恐怖映像アマゴ飯!


オイ

生椎茸の味噌汁、自家製たくあんのトリプルアタックでもうメロメロ。

帰り際、オバチャンから一言「ご飯余ったやろ?持って帰る?」
とんでもない。おひつは空になりました。

魚も川も、そしてそこに住む人達も、災害に負けることなく頑張っていってほしいと思います。


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