更新の足跡
2013年


12/29 結局、ギリギリまで仕事に追われた1年でした。子育ての手間が減ったと思ったら仕事が増える。世の中うまく出来てやがるぜ。年末年始、絶対釣り行きたい。

7/27 安濃川の上流(安濃ダムより上)へ、アユのルアーフィッシングを試しに来られる方が少なからず見えるようですが、残念ながら、今年の安濃川の鮎はほぼ壊滅状態です

 理由は、昨年秋の集中豪雨による河川のダメージ。
 タイミング的に鮎の産卵直後だったので、再生産が相当厳しい状況です。アマゴは多少残っていますが、おそらく鮎の復活には今後3〜4年を要すると思われます。
 これは安濃川だけでなく、雲出川も同様。他県の川へ遠征するにも、小さい子供二人の子育て中、無理は出来ない(汗)今は耐える時なのだろうか?

 ちなみに、ホームリバーと呼べる2つの川が荒れた事について、それ程悲観的ではありません。 理由の一つは、地図上の川の形が変わる程の荒れ方とまではいかず、時間が解決するであろうダメージである事。
もう一つは、これからの日本の川は、1時間に50mm位の雨は、毎年当たり前になるであろうこと。

 要するに、気候が変わり、ダラダラ長く降る雨から、スコールのように一カ所・一気に雨が降るのが当たり前になり、植生や浸食の状況がそれに馴染めば、落ち着くと考えているからです。

 「昔の川は良かった」
 なるほど、今80歳の爺ちゃんたちが言う理由が、ようやく分かってきた。特にここ数年、川の変化が速すぎるんだ。

4/13 今日の地震は少しビビった。あと、スマホの緊急地震速報。あれが初めて機能した。
 普段聞きなれないアラームが鳴り、布団から出て画面をチェック。「播磨灘で地震発生。強い揺れに備えて下さい」との表示。
??播磨灘ってドコだったっけ??とか寝ぼけていると、その2〜3秒後に揺れが起きた。多分、アラームが鳴って7〜8秒はあったと思う。震源が遠かったからだろうが、例え2〜3秒でも、揺れる前に身構えられるので、これは凄い技術だと思う。

 しかし、震度6弱で怪我人十数人しか出ないって、日本の耐震技術や防災システムって、もはや神がかってるレベルじゃね?
普通の国ならかなりの死人がでるぞ普通。

4/6 「昔は良かった」とか言いだすと、いよいよ自分も完全な OSSAN★ の領域なんだろうけど、冷静に考えると川が荒れた原因が見えてくる。
 最近よく言われる”ゲリラ豪雨”だが、確かに一昔前より局地的な大雨が降る事は増えたと思う。その原因を温暖化だとか気流の乱れとかヒートアイランド現象とか言いだすとキリがないが、落ち着いて考えてみたい。1000年・2000年・10000年単位で考えると、これ位の雨が降ることが、それほど珍しい事なのかと。

 日本は、梅雨もあれば台風も毎年必ず数回は上陸するなど、雨がとにかく多い地域だ。簡単に言えば、雨には慣れた国土のはずである。
 21世紀に入って「記録的な豪雨」と何度も聞いたが、それでも数千年単位で見れば、過去に同レベルの降雨はあるだろう。
 それ以前に、我々が子供の頃、20世紀の時代にも豪雨災害は毎年各地であったし、台風をはじめ、三重県でもかなり降った年もある。しかし、今のように1年単位であっけなく川が土砂に埋もれ、修復不能なレベルで川や山が荒れた事はそうなかったと記憶している。

 明らかに、ここ十数年で川の荒れ方が一気に酷くなっている。
 思うに、人工林の荒廃が、急速に進んでいるのが原因ではないかと思う。

 猛烈に長い日記になりそうなので説明部分は要約するが、植林された杉や檜は、伐採する適齢期があって、でかければ高く売れるというものでもないし、節(枝)が多いと商品にならない。
 戦後、復興特需とその後の高度経済成長は、日本の山を杉林に変えた。我々から見たら祖父母・曾祖父母の世代となるが、先祖から受け継いだ山に木を植えれば、自分の子・孫の世代にはこの林は宝の山となると思ったことだろう。自分達が儲けるためではない。孫が、子孫が喜んでくれるだろうと、とにかく木を植えた。

 しかし、現実は大きく異なる。外国からの安い輸入木材のせいで云々という話は皆知っているだろう。また、少し日曜大工をする人なら、ホームセンターで2×4材を買って椅子やハシゴを作った事があるだろうか。片手で持てる、軽自動車に入る長さの板が、大体¥250で売られている。
 今、杉木1本を伐採して出荷すると、売値(卸値)は1本あたりせいぜい¥500以下である。山地や品質、市場によって異なるが、樹齢30年程度の木でも、まず¥1000はしない(ブランド化してる木は多少高いようだが)。逆に、100円以下というケースすらあるようだ。

 杉林が放置されて荒れているとか言われるが、当たり前である。山奥に分け入って枝を払い、伐採・搬出・製材してこの値段。しかも林業に従事する人は高齢化が進み、枝打ちや間伐をしたくても出来ない状況。
 祖先が川岸ギリギリまで植えたくれた木は、成長し、木が大きくなると軟弱な地盤も相まって根元からどんどん倒れていく。倒れた場所は土が露出し、雨のたびにそこから土砂が流れ出す・・・。

 おそらく、これから我々渓流釣り師は、川に横倒しになった杉を乗り越えながら釣りをするケースが増えるだろう。「ちゃんと手入れしろよ!」と怒りを感じるかもしれない。しかし、その背景には手入れしたくても出来ない日本の林業の暗部と、自分のためではなく、子孫のためを思って木を植えた人達の、想像していなかった悲しい結果なのである。

 今後、釣り師の視点から川を守る方法を提案するとすれば、河畔林の育成・保護。そして、川岸から少なくとも20m程度は、植林を規制する制度設計が必要かと思う。魚を増やす努力より、山を健全に保つことの方が重要だろう。

4/5 なんか、落ち着いて考えると宮川・雲出川・安濃川と全部荒れまくり!
 どうなってんだこれ??長野の太田切川や岐阜の庄川もそうだけど、せいぜいここ4〜5年で、川が凄い勢いで荒廃してる。

 山が悪いのか天気が異常なのか、少なくとも渓魚の棲む川なんてのは、何百年・何千年と”川”であり続けた存在であり、それが一気に壊れてきてるのは恐ろしい事だ。

2/23 アップのタイミングが前後しますが、1月の正月休みの動画を・・・。

2/5 2月の解禁は、特に行く気が起きなかった。
 最早ただの場所取り合戦のようになっている事、苦労して得られる達成感や感動が年々希薄に感じられるようになったのが原因。

 一番大きいのは、発眼卵放流を始めてからの意識変化かかも。
 2月って、渓流に入ってはいけない時期の気がする。

1/13 パズドラにはまった(汗)
 金使わなくても楽しめるのが凄いですね。でも・・・・ここまで無料で楽しませてくれたから・・・・・3000円位メーカーに寄付してもいいかなって・・・・。

 クリスマス・正月と、1年で一番おいしい時期に、右も左も分からず下らんモンスター育てたのが不幸の始まりだわ。

1/5 久々にスキーに行ってきました。娘の雪山デビューも兼ねて。
しかし、6年ぶりに取り出されたブーツはバキバキ割れ、グローブは触ると崩れる劣化ぶり。

「腐ってやがる・・・・」

リアルにつぶやきました。ま・屋外に放置していた自分が悪いんですが(汗)

一式買い直しだ!



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