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インターネットサービス全般編
ケーブルを差し込む口の大きさが合わない
ADSLを申込み、プロバイダからモデムが届きました。
しかし、LANケーブルは自分で用意しなくてはならないとのこと。
試しに自宅にあったケーブルをパソコンに挿してみたのですが、大きさが微妙に違うようで、インターネットに接続できませんでした。
LANケーブルはどこで買えますか?
また、どのような種類のLANケーブルを買えば合うのでしょうか?
自宅にあった口の大きさが合わないケーブルというのは、電話線ではないかと思います。ADSLやVDSLタイプの光インターネットサービスの場合は、壁のモジュラージャック(電話口)からADSLモデムの間はモジュラーケーブル(電話線)を使いますが、モデムとパソコンの間にはLANケーブルを使わないと接続ができません。
一般の家庭では通常、ツイストペアケーブルと呼ばれるLANケーブルが使われます。ツイストペアケーブルは、コネクタがモジュラーケーブルよりも一回り大きく、コネクタの先をよく見ると、金属のピン(芯)が8本確認できます。ちなみにモジュラーケーブル(電話線)のコネクタでは、芯は2本または6本です。(下の写真のモジュラーケーブルは2芯タイプです。)
LANケーブルは家電量販店で購入ができます。最近では100円均一ショップや、コンビニに置いてあることも増えてきましたが、品質の良いものをとなるとやはり、家電量販店で購入することをおすすめします。
さて、LANケーブルの種類ですが、ツイストペアケーブルの中でも、ストレートケーブルと、クロスケーブルというものがあります。モデムとパソコンを結ぶときなど、一般的に家庭内でインターネット接続をする際には、ストレートケーブルを用います。
クロスケーブルは、パソコンとパソコンを結ぶときなどに用いるケーブルですが、間違えてモデムとパソコンをつなげるのに使ってしまうと、機器が不具合を起こしてしまう可能性もありますので、とにかくインターネット接続には「ストレートケーブルを使う」と覚えておいていただければと思います。
また、LANケーブルは品質に応じて、1から7までのカテゴリに分類されています。数字が大きいほうがより高性能ですが、その分お値段も上がっていきます。
現在では、「カテゴリ5」または「カテゴリ5e(エンハンスドカテゴリ5)」が一般的で、ADSLや100Mbpsまでの光インターネットサービスでは、このカテゴリ品質で十分です。
ただし、KDDI auひかりギガ得プランなど、より高速なインターネットサービスを利用する際には、その速度の恩恵をしっかりと享受できるよう、カテゴリ6や、カテゴリ6e(エンハンスドカテゴリ6)のLANケーブルを用意することをおすすめします。
まとめ ⇒ 家庭用インターネットサービスの接続では、ストレートケーブルの「カテゴリ5」または「カテゴリ5e(エンハンスドカテゴリ5)」というLANケーブルを用意すれば間違い無い。
↓価格帯の参考までに
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