飼育グッズ 
水棲ヌマガメに快適な環境作りを準備しましょう。飼育グッズは色々あって悩みますが、環境作りがうまくいかないと、カメはすぐに体調を崩します。適切なグッズを選ぶことが重要です。


飼育ケージ *カメの成長に合わせてケージの大きさを変えていきます

プラケース        
子ガメの夏場の飼育に最適です。   
 
               
ガラス、アクリル水槽       
冬場の室内飼育時に最適です。   

陸場&シェルター

市販のカメ用底砂利
        &カルシウムサンド 
洗うのが面倒かも。効果(水の浄化、カルシウムの摂取) がどの程度かは不明。
石、ブロック、レンガ等
重いのが難点です。
市販の陸場兼用シェルター
          (プラスチック製)
神経質なカメさんには隠れ家が必要?                      

ろ過装置

エアレーション併用フィルター
             &エアポンプ
金魚用のろ過装置を、水深が浅くても使用出来るように薄型にしたタイプ。エアレーションがメインでろ過性能は劣っています。                      
ポンプタイプ(水中モーター)
水の吸排出量が多く水に流れが出来るので、水質悪化防止になり、ろ過性能も高いです。

ライト&温度

UVB放射蛍光灯(ソケット)  
紫外線で丈夫なカメになるように!
保温用スポットライト
       &クリップタイプソケット

カメは寒さが苦手!冬場はスポットライト下が大好き!!
水温ヒーター&カバー
カメは寒さが苦手!ヒーターで温泉気分?
カメがやけどをしたら大変。必ずカバーを!
室温&水温計
きちんとした温度管理が大切です。







               

             


 我が家のセッテング 
カメ飼育グッズを揃えたらいよいよセッティングですね。ワクワク!!


夏場の室外飼育>

ケージ
毎日の水がえには、大きくて重いガラス水槽は不便です。小型のプラケースを使用すると、お世話がとても楽です。

陸場(底砂利)
毎日の水の交換時に水洗いをします。(砂利にこだわらず、何でもOK)


水(水道水にカルキ抜き剤を入れたもの)
毎日交換します。水深は、カメの甲羅が隠れるくらいに。水と陸場の割合は3対1くらいです。子ガメは泳ぎが未熟なため、水の量が多いと溺れてしまうので特に注意を!!

春から夏にかけては毎日屋外に出し、甲羅干し(日光浴)をさせます。その時必ず日陰を作ってあげます。カメは自分で体温調整が出来ない生き物なので、真夏の直射日光は熱射病などの心配があるので気をつけましょう。


冬場の室内飼育>

ケージ
カメは水量を多く必要としないので、高さの低いタイプの水槽がお世話をする上でベストです。(ランチュウ水槽 450X300mm使用)

保温用スポットライト(1日12時間点灯させています)
ケージ内の温度はスポットライト下で30度前後に調整しています。ケージ内に温度計を設置しチェックします。又、スポットライトの高さを自作ステーで調節することで温度調節しています。
(爬虫類用スポットライト40w使用)

UVB放射蛍光灯(1日12時間点灯させています)
通常水槽ガメは陸ガメ程UVBを必要としませんが、我が家で使っている蛍光灯は市販の中でも高UVBタイプです。通常夏場の屋外UVBは、高UVBタイプの蛍光灯の何倍にもなるそうなので、あえて高UVBタイプを使用しています。寿命は1年程なので、長期使用時は交換を!(UVB 8%タイプ 15w使用)  

蛍光灯下ガラスぶた
ガラスはUVBをカットしてしまう為、蛍光灯点灯時は使用不可です。UVBを通す透過ボードも市販されていますが、100%の透過率ではないので我が家では使用していません。

水温ヒーター
気温がそれほど低くない秋から初冬にかけては、我が家では水温ヒーターは使用していません。夜間のみ蛍光灯下にガラスぶたをし、スポットライト下にアクリルぶた(自作)をすることで保温され、ポンプのモーター熱により水温は26度前後に保たれています。但し、ある程度密閉されるので、蒸発した水分がケージ内に残り、翌朝ケージ内にかなりの結露がみられます。必ず蛍光灯下には錆び防止のガラスぶたをします。(サーモスタット付き水温28度前後タイプ使用)

水(水道水にカルキ抜き剤を入れたもの)
週1回の水かえと、2〜3日に1回の排泄物の掃除をしています。現在水の量は7リットルくらいです。水質は水の量により大きく左右されます。当然のことですが水の量が多ければ、汚れのスピードは遅くなります。但し育てているカメに見合った水量に!!

ろ過ポンプ
エアレーションは不要なので水の吸排出量が多いポンプタイプを使用しています。水の流れが出来るので水質悪化防止になり、ろ過性能も高いです。

竹すみ(大手100円ショップで購入)
すみには抜群の消臭、浄化効果があります。中でも竹すみは群を抜いているそうです。水槽の中に入れた翌日、カメ特有のにおいが消えました。素晴らしい効果です。

底砂利
カメ用の底砂利とカルシウムサンドを使用していますが、排泄物の掃除時の邪魔になります。見栄えが良いので頑張っていますが、無くても問題ありません。