ヴァイオリンとともに-Avec Violon-
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1st or 2nd? : 2つのヴァイオリンパートの違いについて

 

  最初の頃はファーストとセカンドの役割分担についてよくわかっていませんでした。ファースト、セカンド、どちらのパートも経験してみて色々な違いを発見しました。以下にそれを思いつくままにあげてみます。

 

ファースト:

☆メロディーを担当することが多い。出ずっぱりで休みも少ないのでオケ内では多分一番パート譜が重い。細かく譜読みせずとも弾くべきメロディーが大体わかってしまうので楽。

☆高音域(セカンドの1オクターブ上など、E線3ポジ以上からなかなか降りてこないようなメロディーラインを担当することが多い)を弾くので音程がしっかりしていないと周りのヒトに迷惑をかけてしまう。

 

セカンド:

☆位置的にファースト・ヴァイオリンとヴィオラに挟まれていることが多いが、演奏する内容もファーストに寄り添って同じメロディーを奏でる場合もあれば、ヴィオラと一緒にシンコペーションなどの伴奏やハモリなども担当するので、譜面はファーストほど単純明快というわけではなく凝っている。しっくりなじむ音程をとるのがむずかしい時もある。弾く内容によって音量についても気を配ることがファーストより多い模様。

☆管楽器の音がよく耳に入ってくる。そのためオケの只中で演奏している、という臨場感が味わえる。

 

  私の個人的なイメージで説明してしまっている部分もあるんですが、大体こんな感じでしょうか。 

 

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