福島・二本松
 
   
 玉子湯のバスで福島駅に行き、そこから新幹線で郡山、磐越西線で猪苗代まで行く。時間的に、予め計ったかのように、一意的に決まって、猪苗代駅に着くと駅前にグランデコのシャトルバスが待っていた。スキーシーズンと異なり今の季節は予約がいる。客は我々だけだったので、すぐに出発。幸運なことに晴れてきた。まだ、紅葉にはちと早いが、それでも、ツタウルシやナナカマドは色づき始めていた。この季節のグランデコは初めてだったが、雪のない季節も良いものだ。ホテルにはやばやとチェックインして、ゴンドラに乗りに行く。冬だと、一滑りで着くが、今は、歩いて降りていかねばならない。
 ゴンドラで、上の駅まで行くと、さすがに落葉松も結構黄色く色づいて、紅葉も始まっている。30分ほど散策してから、ゴンドラで降りる。下の駅から出ると、雨が降り出していた。
 ホテルに帰ってから、プールに行くと、案の定、プライベートプールで、誰もいない。ゆっくりと泳ぐ。その後、温泉につかり、ゆっくり休憩。
 夕食は、洋食のコースにしたが、今の時期は、食堂のスタッフも少ないのか、30分に一組しか受け入れていない。静かにゆったりといただく。
お勧めの場所だと思う。
久しぶりに見たマツムシソウ。   
 翌日は、ホテルのバスで五色沼の入り口まで送ってもらい、約4キロのコースを散策。五色沼という名前のとおり、沼によって、また見るときの位置や光線の具合で、沼の色が変化する。沼と湖はどう違うのか?大きさや深さによって分類されているのだろうが、習慣的に沼と呼んでいる湖もあるのであろう。ここは、全国区の観光地らしく、人が極めて多かった。約1時間半ほどで、遊歩道の反対側に着く。しばらく待ってから、ホテルのバスに拾ってもらって、猪苗代駅に向かう。
   
 まだ、しばらく時間があったので、猪苗代湖を見に行くことにした。駅前のバスターミナルから、野口英世記念館まで乗る。ここも、すごい観光バスのラッシュ。記念館は見ずに、猪苗代湖畔に向かう。ずーっとサイクリングロードがあるので、もう1時間ほど余裕があれば、行ってみたいと思ったが、あきらめた。近くの食堂でカツ丼を食べたが、その大きいこと。昔、富山駅前のうどんやで、その量の多さに驚かされたことがあるが、それ以来の驚き。おかげで?体重が1kgふえて、いまだに減らずにいる。