好きな戦隊ヒーロー


ビッグ1
 白くて強くてマントです。白は関係無いか。

X1マスク
 これこそ最初の六人目です。

ブラックバイソン
 当時からライブマンの中で一番好きでした。個人武器の『バイソンロッド』も格好良いです。しかし『バイモーションバスター』のバンクに映っていないと言う冷遇のされ方は泣けます。バンクぐらい作り直したらええがな。余談ながら何故か、ライブマンは当初五人だったのにブラックとグリーンが殉職して三人になったものと思い込んでおりました。真相を知ってあら吃驚。全く逆でした。

高速戦隊ターボレンジャー
 コンビネーションアタックを肇とするチームワークの良い技の数々、跳躍をしたときに響く効果音、「高速戦隊!」と名乗る時の続け様に振り向く動作、敵を斃した時に叫ぶ「ビクトリー!」などがとても好きです。バトルフィーバーJから続く歴代の十戦隊にその実力を認められた最高の戦隊です(突っ込み不要)。ターボレンジャーはロングバージョンの名乗りが極端に少なく、第四話『ゴロゴロ人間ダンゴ!』で見せた一度だけとなります。驚くべき事に劇場版ですら行われていません。
レッドターボ:五人の中では二番目ぐらいに好きです。リーダーだけあって目立つ場面が多く優遇されていた感があります。マシンも五人共通のバイクである『ターボアタッカー』の他に専用バギー『ターボストライカー』があります。戦闘では『GTソード』を駆使した剣技が多用されていました。必殺技の『GTクラッシュ』は何気に一刀で放つバージョンと、GTソードにターボレーザー剣をクロスさせスパークするバージョンの二種があり矢張り優遇されています。GTクラッシュの威力は凄まじく、幹部は疎かラゴーンやネオラゴーンすらこの技の犠牲となりました。宿敵ジンバとの死闘では互角の剣戟戦を繰り広げつつ、ターボレーザーの一撃で逆転への突破口を作る場面が目立ちます。また『力! 絶体絶命』ではヤミマルと壮絶な決闘を繰り広げています。彼の分身剣に苦戦するも決して諦めない精神力と高い能力で打破、重傷を負いつつも引き分けに持ち込みました。変身前の炎力は野球部所属と言う設定がありましたが、ダンゴボーマとの戦い以外特に活かされてはいませんでしたな。
ブラックターボ:『Tハンマー』を思い切り振り下ろす『ハンマーブレイク』は気持ちの良い技ですが、それ以外これと言った特徴がありませんな。ジャーミンを斃した技でもあり、レッド以外で唯一幹部を斃しているのですよね。変身前である山形大地は外見の割に高い声が印象的です。またターボマシンに対して一番愛着を抱いていますね。巨大ジンバとの戦闘でターボロボが合体不能に陥った際も、「俺の・・・俺のターボトラックがぁっ!!!」と絶叫していたのが非常に印象的でした。合体ロボが当然となった為にともすれば無視されがちな点ですが、合体前の形態をちゃんと描いてくれるのは非常に好感が持てます。書籍の紹介では沈着冷静で落ち着いたタイプと書かれる事が多いのですが、場合によっては力以上に熱い面を見せます。前述したターボトラックの件が代表でしょうか。陸上部所属の彼は『走る哲学者』と呼ばれますが、実際に主役回では走っている場面が頻繁に見られました。
ブルーターボ:レッドに次いで印象に残る戦士で、何と言っても『Jガン』による銃撃が特徴でしょう。ターボレーザーとあわせて二挺拳銃として使いこなし、抜群の腕前を見せます。特に同じ銃使いであるガンマンボーマを相手にした時はその腕前が映えましたね。またJガンをターボレーザーと合体させる事で、マシンガンとしての使用が可能です。その状態で「砕け散れ!」と叫びながら暴魔獣に止めを刺す場面はとても格好良いです。ターボカセット(ターボレンジャーが使う個人武器の総称)にターボレーザーとの合体ギミックがありますが、それが一番印象的に使われているのがブルーターボである事に異論は無いでしょう。残念ながら他のメンバーは巧く活用されているとは言い難いです。浜洋平は主役回が多くソフト化された覚えがあります。
イエローターボ:ターボレンジャーでは一番好きな戦士なのですが、主役回が一切ソフト化されていませんし、あまり目立っておらず扱いが悪くて哀しいです。日野俊介が体操部員と言う事で、軽妙な動きで相手を翻弄したり、跳躍を絡めた動作、一瞬の内に間合いに入り込む戦法を得意とします。特に光り輝きながら前転でウーラー兵の間を駆け抜け、ポーズを決めると爆発が起こりウーラーが斃れる技が非常に格好良く、イエロー独自の攻撃と言う雰囲気が強くて気に入っています。個人武器の『Bボーガン』は99.9%の命中率を誇りますが、戦隊に於いてボーガンにそれほどの魅力が感じられないのが残念です。効率や性能で言えば銃の方が上でしょう(無論Bボーガンは単なるボーガンではありませんが、印象と言うのは拭い難いものです)し、見た目の大仰さは弓矢に軍配が上がります。多くに場合で射られた矢が敵に刺さり痛がられるだけで終わってしまう為に強そうに思えません。個人必殺技としては『ジャンピングボーガン』があるそうですが、その使用する姿がソフト化されていないので如何なる技なのか分からずじまいです。
ピンクターボ:戦闘ではブルーやイエローとのコンビネーションが多く見られました。ターボカセット『Wステッキ』を武器とし、必殺技としてWステッキで思い切り敵を打ち付ける『ステッキクラッカー』と、ブーメランの様に投擲して敵を斃す『ステッキブーメラン』の二種類があります。その活躍で最も印象に残るのは何と言っても『暴魔族はるな』でしょう。他のターボレンジャーを完全に騙した演技力も然る事ながら、本題はその後です。モードクボーマに苦戦するレッド、ブラック、イエローの前にはるなが颯爽と現れ、「ピンクターボ参上、なぁ〜んちゃって♪」とお茶目に言い放ち、ピンクへと変身、ブルーと共にモーターを一瞬の内に斃しました。BGMとして『キューティー・ターボレディ』が流れる事も相俟って非常に格好良い場面です。ターボレンジャーの紅一点である森川はるなは争う事に懐疑的でした。それが原因でネオラゴーンの策に嵌ってしまった事もありますが、責任を負うべくたった一人でヒトツメボーマを斃しています。

ドラゴンレンジャー
 戦隊史上初めて登場した六人目の新戦士ですが、当時はそんな事は知らず純粋にその魅力に魅了されました。ゲキの兄であり時の止まった部屋でしか生きられないと言う所に最高に惹かれました。死なないで欲しいと本気で思いつつも何故か最終的には死んでしまうだろう事を信じて疑わず、ハラハラしながら見ていました。そんな思いも虚しく最期には死を迎えてしまいましたが、ブライ兄さんが死んでからのドラゴンシーザーの嘆き哀しむ姿がまた泣かせてくれました。死後、実弟であるティラノレンジャーがアーマーと獣奏剣を受け継いだのが良かったですね。
 ブライ兄さんではなくドラゴンレンジャーについてですと、先ずドラゴンと言うモティーフが強そうで良かったです。しかしシンボルマークはあまり良いと思えませんでした。ドラゴンの足跡を表現したのでしょうが、葉かアディダスにしか見えませんでした。ですが黄金のアーマーを装着していると言うのがとても良かったです。五人との差別化にもなり、一際強そうに思えました。

キリンレンジャー
 気障な二枚目美容師と言うのが素敵です。能力も時間を操作すると言うとても凄まじいものです。「やられる前に、やり返す!」とは何て素晴らしい決め台詞でしょうか。唯、個人武器の九節鞭はこれだけ妙に小さくて迫力がありません。

キングレンジャー
 キングと言う名称、王のマーク(厳密に言えば王を意味しているわけではないのですが)、黒い体に金色の鎧、五人を圧倒する戦闘力、キングスティック等が格好良いです。

メガシルバー
 頼れる兄貴分と言える裕作さんがまた良いのです。戦隊初のシルバーと言うのも良いですな。当初は時間制限と言う弱点がありつつも魅力的でしたが、中途からはそれすらも無くなり更にその魅力を増しました。必殺技が決まった瞬間も格別!

黒騎士ヒュウガ
 第一話の時点でリョウマよりもヒュウガの方が格好良いと思い、谷底へと消えたものの実は生きていて再登場するのではと微かに期待を抱きました。そしてリョウマ同様、黒騎士がヒュウガなのではと疑いました。それが違うと知った時は少々驚きました。その後名実共に黒騎士となり格好よく活躍してくれました。武器はブルライアットも良いのですがナイトアックスは更に良いですね。物語としては復帰直後のリョウマがギンガレッドとして戦い続けたいと決意する話や、ゼイハブを斃す為に終盤のアースを捨てざるを得ない件が良かったです。

ゴーレッド
 熱くて格好良い纏兄さんです。もう「気合いだぁぁぁっ!!!」が素晴らしいとしか言いようがありません。変身アイテムとは別のブレスである『ブイモードブレス』で強化されたパンチも格好良かったですね。デカブレイクのブレスロットルを初めて目にした時は、久々の変身アイテムとは別のブレスかと思ったら変身アイテムも兼ねていましたな。

タイムレンジャー
 タイムレンジャーはスーツの格好良さが尋常ではありません。歴代の中でも一番好きなスーツです。また最近では珍しく強大な武器である『ボルテックバズーカ』も良いですな。五人の武器を合体させるものでありながら、巨大武器としての威厳も保たれています。変身アイテムの『クロノブレス』もシンプルながらハイテクなブレスとして高いレベルにあります。共通武器として銃が無いのは残念ですが『ダブルベクター』やその組み合わせ、そして『ベクターハーレー』のような技が格好良いです。途中から登場した『アクセルストップ』のスピード感も素晴らしいですね。本当に、変身アイテムがツインブレスで、共通武器として銃があり、ボル〜とは別の個人武器があれば理想的と言えるほどです。

閃烈の銀狼ガオシルバー
 狼鬼の目でも記しましたが、狼鬼が登場した時にそれが六人目の戦士として仲間になる場合は、そのままの姿なのかそれとも新たな姿を得るのか気になりました。そして登場したのは、そのままではなく新しい姿でした。現状、戦隊に存在するカラーでは一番好きな銀とあって非常に格好良かったです。その活躍も初登場にしてウラを葬ると言う、期待に十二分に応えてくれるものでした。ビリヤードを模した必殺技『破邪聖獣球』も個性的で目を引きました。それまではレッドかイエローが好きだったのですがシルバーはいとも簡単にそれを上回ったのです。ガオレンジャーは其々の二つ名が魅力的なのですが、シルバーの『閃烈の銀狼』と言うのも満足に値します。また変身前の姿である大神月麿は、時代が違う故にどこかずれた性格がとても面白かったです。カラオケに誘ってもらえず拗ねる姿は特に良かったですね。余談になりますがシルバーの初登場した『銀狼、閃く』は録画に失敗をしてしまい(チャンネル設定のミス)、とても残念な思いにさせられたのを今でも覚えています。

ハリケンイエロー
 ハリケンジャー三人の中で一番好きです。吼太の性格や獅子をモティーフとするパワフルな所が格好良いです。それだけに番組での冷遇が残念でなりません。メインを務めた話自体は決して少ないわけではありませんが、如何せんそれ以外での扱いが酷すぎます。メイン以外の話ですと通行人A的な存在で、順番に台詞が与えられているだけと言うおざなりさを感じます。性格が一貫しておらず、別の話との矛盾すら感じさせます。ハリケンは五人から三人に絞る事でここを大きく深く描けると言っておりましたが、全然それが証明されていません(尤も、そもそも前提が間違っていて、例え初期、或いはハリケンジャー自体は三人でも最終的には六人と、これまでのそれと変わっていないのですが)。

ゴウライジャー
 既に初回からOPでその存在がシルエットながら公開されており、登場する時を思い期待していました。その本格登場を前にガシャポン『ソフビコレクション』で明かされてしまうと言う残念な出来事がありましたが、それから間も無くして遂に本編でもその姿を現しました。登場する前は疾風流の先輩OBを予想していたのですが、予想とは大きく異なり迅雷流の戦士でした。戦隊では初めての昆虫モティーフで、肩にはプロテクターを装備し金を配色した姿はハリケンジャーよりも格好良いです。必殺武器のダブルガジェットに関しては、トリプルガジェットとの合体ギミックは評価できるものの、到底二人で持つほどの大きさでなかったのが少々減点でしょうか。実際にカブトライジャーが一人で放つ場面もありました。当初は非常に格好良かったのですが、ハリケンジャーと和解し、その仲間になってからはその魅力がスポイルされてしまったのが残念です。ジャカンジャと訣別してからもハリケンジャーの仲間になるのではなく、第三勢力として孤高なままで居て欲しかったと言うのが正直な所です。一甲と鷹介の絆ではなく一鍬と鷹介の対立を軸に、馴れ合いでは無く飽く迄協力関係を結ぶ存在であって欲しかったです。
カブトライジャー:霞一甲が変身する“真紅の稲妻”です。兄と言う事で一鍬よりも落ち着いた佇まいが見られ、優秀な忍びとしての風格を感じさせました。武器の『ホーンブレイカー』は光沢があり綺麗な表面が印象に残ります。
クワガライジャー:霞一鍬が変身する“蒼天の霹靂”です。兄同様にクールな立ち振る舞いながら、熱くなり易い面があり違いを演出しています。特に登場当初はそれが如実に現れており、鷹介とぶつかる場面がありました。兄以上に迅雷流の最高に対する強い拘りがあり、時にはハリケンジャーを行動を共にする兄を疾風流の言いなりと言った事もありました。後半でもそういった場面がもう少し見られると嬉しかったですね。武器は鍬形の顎を思わせる『スタッグブレイカー』ですが、『魔剣とふうせん』では『鬼雷丸』と呼ばれる父・一鬼の形見を使いました。これがあると戦闘でカブトライジャーとの差別化がなされたので好きだったのですが、残念ながら使われ続ける事は無くその時限りのものとなってしまいました。唯その時に編み出した『迅雷流奥義鬼雷爆撃破』は幾度か使われ、クワガライジャーの技として定着したのが嬉しかったです。

シュリケンジャー
 その強烈な個性が強い印象を残しました。初登場した日は一日中興奮が冷めぬ状態でしたよ。プロテクターを装備したデザインも然る事ながら、何と言っても英語交じりで喋る部分にやられました。宇宙統一流忍者を名乗りハリケンジャーやゴウライジャーを圧倒してくれます。更にその怒りが頂点に達すると重いプロテクターを脱ぎ捨て本気を出し、『怒りのファイヤーモード』となります。一転、性格や口調も熱血漢へと変貌します。そのギャップも中中宜しいです。難点を挙げるなら、作中で『怒りのファイヤーモード』へ変身する事が多く、更にはその状態でも敗北する場面が目に付いた事でしょうか。残念ながらそれが原因で妙に怒り易い上に怒っても弱いと言う印象を植え付けてしまった気がします。ファイヤーモードへの変身は勿体付け、ぎりぎりまで頑張って、ぎりぎりまで踏ん張って、どうにもこうにもどうにもならない、そんな時に変身して欲しかったです(勿論その場合は相応の活躍を)。変身アイテムは球状のシュリケンボール。シュリの専用武器はシュリケンズバット、その名の通りバットを模した武器でマイクや忍者刀の意匠も組み込まれています。ファイヤーモードでは野球のピッチングフォームからボールを投げるのが必殺技ですし、野球と言うのがモティーフソースの一つとなっております。専用武器と言う訳ではないのですがニンジャミセンを入手した時のイメージも印象的です。その場でエレキギターの様に弾いて見せた時はもう格好良い以外の何物でもありませんでした。ハリケンやゴウライとの武器バランスから言ってもニンジャミセンはシュリ専用と言うことでも良かったと思うのですがねぇ。事実、ビクトリーガジェットを構えている横でシュリがニンジャミセンを共に放った姿はとても良かったと思います。またシュリは忍びらしく名も姿も捨てたと言う設定で毎回別別の人間に変装をしますが、それを演じたのが戦隊OBだったと言うことも最後に記しておきます。シュリが変装した姿では断トツで羅門先生が好きですね。ファイブレッドと言う事もありますが、掌から白煙を発すると言うのがこれぞ特撮ヒーロー番組と言う感じで和みます。それに生身でも戦闘員程度なら斃せると言うのが格好良いですね。

アバレブラック
 デザイン面でも他の三人よりも強そうな感じでしたし、変身するアスカも含めて好感の持てる戦士です。ダイノアースからやって来たと言う事でアナザーアースの振る舞いでは戸惑う場面も見られましたが、先輩戦士らしいバックアップが魅力的です。初期は変身機能を失っていてバックアップに専念する形でしたが、本人がそれを申し訳なく思っており未だ見ぬ爆竜を探索する等、責任感の強さから積極的な働きが良かったです。破壊の使徒ジャンヌとは宿縁があり、この二人の死闘もストーリーに花を添えます。結局ジャンヌは仇ではなく操られていただけと言うのは個人的に残念な事でしたが、マホロを救うべく己が竜人族伝説の鎧を甘んじて受け入れ、その姿で敵味方見境無く暴れると言う物語も面白かったです。アスカが鎧を装着した際にアバレンジャー、キラー、リジュエル、ルージュラフレシアを纏めて物凄い破壊力のエネルギー弾で吹き飛ばした時はその鎧の底力を知ると同時に凄まじい格好良さを醸し出していました。アバレブラックとしての武器はダイノスラスターのみですがそれを件として遣い、『フレイムインフェルノ』、『スプラッシュインフェルノ』、『ストームインフェルノ』、『グランドインフェルノ』と言った必殺技の数々は中中に魅力的です。特にギガノイド英雄を葬った時はそこまで凄いのかと思わされました。その他にもオーソドックスな剣技である『サークルムーン』やその派生『クレッセントムーン』、それに『ヘッドクラッシャー』と豊富な技を使いこなす姿はとても格好良いです。

アバレキラー
 純白の衣に深紅に輝く瞳、黒といかり肩がアクセントとして決まりとても格好良く仕上がっています。仲代壬琴として初めて登場した時は想像していたのと違いあまりよく思えなかったのですが、その只管世をゲームとして楽しみ強さを求める姿が格好良く映りました(壬琴が竜人の鎧を装着すると言う展開も見たかったですね)。武器の『キラーペンタクト』は格好良いと言う訳ではありませんが宙に文字を書いたり、それを使って攻撃するのは面白かったですね。最初は互いに利用する相手としか考えていなかったトップゲイラーとの関係も、話が進むに連れ絆が生まれて行きラストの壬琴と共にトップゲイラーが散り行く姿は感極まるものがありました。最初から可也強かったキラーですがブレスの力に耐え、復活した時はアバレモードへの変身を披露しました。その姿がまたとても格好良いのです。全体的に鋭角的で禍禍しさを感じるデザインとなるのですが、既存のアバレモードとの差別化もなされ悪役と言った雰囲気もあり非常にお気に入りです。両腕から突き出た刃でラッコピーマンを一瞬の内に仕留めた姿が鮮烈です。六人目の戦士と言う立ち位置でありながら敵対していた期間が長く、アバレンジャーの仲間になったのは最後の数話だけでした。新戦士が最初は敵として現れると言うのは王道ですが、これだけ仲間になるのが遅かったのは非常に稀有です。しかしながらその実、どちらかと言うと往年の敵幹部に近いものがあります(一時期の戦隊は終盤に敵組織を舞台にしたドラマが定番でした。その中では第三勢力が首領を打倒し敵組織を統治したり、敵幹部が組織を裏切り味方になると言う展開が見られます)。六人目の戦士として見ると異質ですが従来の敵幹部と考えると珍しくも無いのですよね。しかし敵組織によるドラマを好む身としては、矢張り六人目の戦士と言う姿がネックです。ある意味では敵組織のドラマが復活したとも言えるのかも知れませんが、歓迎できるものではありませんでした。最後に余談ながら、キラーはキラーオーに登場した時に必殺技の発声に矢鱈と力が入っていたのがとても印象的で、そこだけで比較するならアバレンジャーの誰よりも格好良いです。

アバレマックス
 従来の戦隊で言えば六人目の戦士に相当する位置として、アバレッドがパワーアップすると言う形で登場しました。全身のプロテクター、ハリケンレッドの面影がある顔、アバレッドを基調に力強さを増したライン、その外見はとにかく格好良いです。外見だけで言うなら歴代戦隊ヒーローでも屈指の格好良さだと思います。楯と剣と両方の機能を併せ持つ『スティライザー』も良いです。戦闘時には特殊空間『マックスフィールド』を展開しますが、その時の『大気爆裂』と言う口上がレッド、ブルー、イエローと共通になっているのが嬉しいですね。しかしアバレンジャーの中でレッドが好きだったと言う訳でないためか、その点で好きになれない部分があります。三人の中で一人だけ強化すると言うのもそういう意味では残念に思います(ブルーとイエローもマックスになるか、三人が合体してマックスになるかでしたらまた違いますが)。またレッドがマックスへと変身する経緯にも不満があります。いえ、これが最大の不満かもしれません。キラーが姿を表してから間も無く、レッドとキラーが一対一の激闘を繰り広げました。二者の戦闘力の差か、当初はキラーが優勢に事を運びますが、追い詰められたその時、レッドが怒りを爆発させて驚異的な破壊力でキラーを退けました。その潜在能力(ポテンシャル)の高さはキラーをも上回り、更に壬琴にして自分と似ているとまで言わしめました。その流れでしたら凌駕が一度自身の闇に取り込まれ、怒りと憎しみのままに強力な力を揮う様になってしまう。しかし過ちに気付き改心、そこでアバレマックスへと進化すると言う展開の方が燃えたのではないでしょうか(素人の個人的な要望でしかありませんが(苦笑))。強敵キラーゴーストの前に現れそれを葬る王道的展開は、アスカが必死にキーアイテム『スティライザー』を創り出す点と相俟って格好良かったですがね。レッドが仮にアバレンジャーの中で一番好きな人員でしたら、或いはその評価も大きく変わった事でしょう(同様にレッドのみパワーアップしたものとしてはアーマードティラノが存在しますが、それは嫌いではありません)。

デカマスター
 司令官に相当するドギー・クルーガーが変身した姿ですが、先ずはドギーについて少しばかり。最初に見た時からその姿に惚れました。着ぐるみと言うのが特撮番組ならではであり非常に好感が持てます。素面の男性幹部再登場が待たれる敵組織でしたら、ともすれば寧ろ嬉しくない点ですが、戦隊側のサポート人物ですと嬉しいです。更にドギーは外見だけではなく、中身も頼れる立派な方です。そんなドギーが六人目の戦士に変身したのですから喜ばないわけには行きません。デカブレイクが登場しなければ、文句無しにデカレンジャーの中で一番好きな人物でしたでしょう。初見の印象では若干地味に思えたデカマスターですが、今では落ち着いていて良いと思います。胸の数字が百であるのも他のメンバーとは一線を画する存在である事を匂わせます。番組本編では『ハイヌーン・ドッグファイト』で初めて変身を行いました。「百鬼夜行をぶった切る! 地獄の番犬! デカマスター!!」と名乗ってから瞬く間に百体のアーナロイドを撃破したのが格好良すぎます。武器として持っているのは『Dソードベガ』のみですが、剣が好きですのでその戦法の格好良さに惚れ惚れします。またライフルとしての利用も出来るのですが、最終章ではジャスミンが使用してその威力が高い事も判明しました。それもデカマスターの魅力上昇に一役買っております。デカマスターの登場でアブレラは彼が斃すのだと確信したのですが、残念ながらそうなりませんでした(ラスボスを戦隊メンバーではなく司令官が斃すと言うのは前例も存在しますので、至極自然だと思ったのですがねぇ)。圧倒的な戦闘力を誇るに反してその活躍が少ないのが不満と言えば不満でしょうか。ブリッツやジェニオに敗北した事に何ら不満はありませんが、最終章でスワンを助ける為に早くもリタイヤしてしまったのが残念です。最終章ではビスケスの遺した『ソードアルタイル』をも使用して二刀流を披露するとか、アルタイルをブレイクに託して最強タッグを結成すると言った場面が見たかったです。

デカブレイク
 戦隊史上初である七人目の戦士として登場しました。ヘルズ三兄弟に苦戦する地球署を救うべく颯爽と現れ、ブリッツですら手玉に取り退けます。特別凶悪犯罪対策班、通称特凶。幼い頃に両親を失い、宇宙警察で育てられたエリートの中のエリート、天才中の天才である姶良鉄幹。初めて登場した時の格好良さとその設定がツボをつきます。気持ちで戦おうとする愚かな五人に格の違いと現実を見せ付ける役割を期待しました。しかし、何と現実を見せ付けられたのは此方でした。初登場してから二話目にして、早くもブリッツに苦戦を強いられます。挙句の果てに五人がブリッツ相手に善戦すると言う悪夢の様な出来事が待っていました。その後は気持ちによる戦いを認め(広い視野を持つと言う意味でもそれ自体は悪くない)、地球署で後輩として動きます。ここで特凶と言うことでその優秀さを見せてくれれば構いません。特凶と言うことで地球に滞在しつつも地球署の管轄には置かれず、独自の視点と権限で動き調査、その結果地球署よりも先に事件解決へ辿り着く。そういうのが見られれば良かったのですが、実際はドギーの下で五人と全く同様に動き、地球署に新たに配属された後輩刑事としか見えませんでした。五人が相手の攻撃を受けた時も鉄幹一人だけは変身して反撃をする、それを肇とした特凶の有能さが地味に描写されるそんな事も偶にありましたが、数としては非常に少なかったです。本来ならば大活躍できるだけの設定を背負いつつも、実際は期待はずれに終わった、好きなだけに残念でした。最終回ではレッドと並んで中央に立ったのが唯一喜ばしい点でしょうか。気を取り直して武器に関してですが、ブレイクは変身アイテムも兼ねた『ブレスロットル』を持ちます(因みに、デカレンジャーの変身スーツはデカベースから転送されるのですが、ブレイクの場合はブレスロットル内部に収納されていると言う設定です。これだけでも充分活躍させられる――実際、最終章ではデカベースが敵に占拠され五人が変身能力を失うと言う展開も存在――要素だったのですが、それが活かされる事はありませんでした)。基本的にはそのブレスロットルで左拳を強化し、素手での戦闘を得意とします。特に『高速拳ライトニングフィスト』で弾丸を一瞬の内に捉える場面は格好良いです。その他に遠距離の敵を狙う『電撃拳エレクトロフィスト』、驚異的な怪力を発揮する『剛力拳パワーフィスト』、そして空中から勢いをつけて相手を倒す最強の『必殺拳ソニックハンマー』が存在します(一度だけ使用した必殺技として、『超高速拳スーパーライトニングフィスト』と言うのも)。


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