□冒頭
冒頭に巨大戦闘を挿入するのは戦隊映画の定番と化しつつありますね。テレビシリーズよりも質が高いです。
□メーバ
久し振りに見た気がします。最近はテレビシリーズではめっきり出なくなりましたね。
□ドミドルの宇宙船を引きずり落とすジュウオウザワールド
地上への被害が凄いですし乗っている人も無事では済まないのではと心配になりました(笑)。
重要な役割を担ったザワールドですが、見せ場はこれだけなのですよね。まともな戦闘が無かったのが残念です。
□アザルドとクバル
映画はオールスターであってこそと思っているので、この二人に出番が無いのが不満足でした。戦って欲しかったのですがそれどころか一瞬たりとも姿を見せませんでしたよ。
□ジュウオウジャーの逆転
イーグルに助け出された四人が復活しメーバと戦闘を繰り広げますが、この戦闘が充実していて良かったです。アクション監督福沢博文に脂が乗り切っていますな。
□ドミドル
ハイテンションな叫び声が少し津久井教生を思わせました。
宇宙船と一体化した完全態の豪壮な姿は格好良かったです。
□再会する親子
子供の無事を只管 願っていた親が我が子と再会する様はホロリとします。
□総評
言ってしまえば宇宙から敵が襲来し浚われた子供を助け出す、と言うだけで然して内容のあるものではありません。上映時間も短いですし戦隊の映画は毎年こうと言われればそうでしょう。
ザワールドの戦闘が無い、アザルドとクバルの出番が無い、そうした不満はありますが他は概ね楽しめました。
(16.08.07)