□冒頭
あかりやちなちゅが部室の玄関に入ってから縁側に姿を見せるまで異様に早くありませんか。細かい事なのですが無性に気になってしまいました。
□ラムレーズンが期間限定
ハーゲンダッツのラムレーズン味が期間限定と銘打たれている事が疑問でしたが、気温と品質管理が理由だったのですね。他社の製品は通年販売されていますが、ハーゲンダッツはより厳格な品質基準があるのでしょうか？ 何れにせよ初めて知りました、ためになるアニメです。
□キャンプ用品
部室の押入れから飯盒から始まりテントまでキャンプ用品が出て来ましたが、茶道部の部室にどうしてそんな物があるのでしょうか？
□「大人っぽくお上品にお茶を飲めるようになりたいなーって 櫻子ちゃんはできる？」
出来ると思える要素が一ミリも無いではありませんか。愚問にも程があります。
□「わぁ ありがとぉ」
勝手に自分の携帯電話からメールの返信をされたのにお礼を言うのは変ではありませんか。しかも変なメールを送られた直後にまた貸しますしあかりが素直すぎます。
□「あっ向日葵はしたなーい！ 女子力ひくーい！」
まぁ、直ぐに暴力に訴える時点で女子力が高いとは言えませんな。ゆるゆりは最初期は総じて暴力的だったのですが巻を重ねる度に鳴りを潜める傾向にありました。しかしその中で数少ない暴力性を残している人物の一人がひま子なのです。本人が思うよりも暴力的で短気なのが面白いところですね。
□「赤座さんのお姉さんはお留守番していると言う事よね？」
んん！？ 両親は！？
□「七並べ！？」
キャンプ場まで車で来た生徒会の面面が車内で七並べをして遊んだと聞いたあかりが驚愕していましたが、どうしてそんなに驚いたのでしょうか？ 揺れる車内でやったのがおかしいと言う意味なのか、それとも何か他に意味があるのでしょうか。
□ＣＯＯＬＰＩＸ Ｓ９７００
京子が持って来たデジカメがクールピクスＳ９７００のヴェルヴェットレッドだと思われます。
□シーソーの呼び名
あたしはギッタンバッコンと呼んでいました。だから第一にギッコンバッタンと言われて少し混乱しましたわ。劇中でも言われていますが色色な呼び名が使われている内に何が何だか分からなくなりますね。
□「ちなつちゃんにかかっているから！」
いや、人選がおかしい。京子と櫻子が余計なものを買い込むのが不安なら、どうしてその二人を買い出しに回したのですか。料理を邪魔されない為と言う考え方も出来ますが、しおれにしたってこの二人を組ませる事は無いでしょう。
□カレーライスの味
甘口派の櫻子と辛口派の京子で揉めますが、こんな時に竜児が居てくれたら辛口のカレーを作りつつ、それをベースにケチャップと牛乳で調整した甘口も別に作ってくれたのでしょうなぁ。
結局ゆるゆりでは甘口と辛口を一つに混ぜてしまいましたが、この局面でそれはどちらも嬉しくない悪手ではなかろうか。
□「綾乃は何が好きなの？」
目の前に居る変な人です（ぉ
□着包みパジャマを着た綾乃
着包みパジャマを着た綾乃が長い髪を前に垂らしているのですが、これはこれでまた良いですなぁ。普段のポニーテルとはまた違った良さがあります。
□総評
単にゆるゆりの面子がキャンプをしただけと言う話で物語性は無く、正直に申し上げて面白くありませんでした。テレビアニメの様に悪意のあるネタで不愉快にさせられないだけ増しと言う程度です。ゆるゆり最大の魅力はなもりによる切れのあるギャグですから、それが無いと見るに値しませんなぁ。因みに劇場で一番笑いが上がっていたのはあかねの場面でした。
基本的には完全新作のオリジナルストーリーなのですが、随所で原作のエピソードも盛り込まれています。これが良いのか悪いのかはさて置いて、新作を見るつもりだった身としては目新しさが無いので残念です。
掛け値無しに素晴らしかったのは音でした。音への拘りが凄くて効果音の一つひとつに力が入っていました。
（１４．１２．０５）
