仮面ライダー50th×スーパー戦隊45
仮面ライダーセイバー+機界戦隊ゼンカイジャー
スーパーヒーロー戦記


□映画村

 またですか。東映ヒーローでは何かと言うと映画村ばかり出て来て辟易しますよ。

□イマジン

 またですか。ちょっと前に見た時は久し振りだからとそれほど嫌でもありませんでしたが、それから間を置かずの登場でうんざりです。

□キラメイブルーとシンケングリーン

 最初は変身前、侍に扮しての登場出たので、誰か理解りませんでした(ぉ よ〜く顔面を凝視し、「分かった! キョウリュウゴールドと仮面ライダーマッハだ!!」と見抜いたつもりでしたが外れました(死)。

□常盤ソウゴ/仮面ライダージオウ

 本人の口から魔王がどうのと語られたのでソウゴだと判断出来ました。しかしこんな声や顔でしたか? 違和感が拭えず、「お〜、本人だ〜!」と素直に盛り上がれません。

□飛電或人/仮面ライダーゼロワン

 彼だけは煩くて暑苦しいので一目で分かりました。

□「賢人もおいで」

 は? え? 何? 怖い怖い怖い! 雰囲気からするに物語から抜け出た現実の世界(?)では賢人とルナは夫婦になっている風なのに、飛羽真がルナを抱き締めて、そしてそのルナがこの台詞ですよ。ひげを剃るとかおさまけを見ている時の様な理解不能な思考回路を見せられていて恐怖でしかありません。

□ソードオブロゴスの剣士の名乗り

 セイバー、ブレイズ、エスパーダ、バスター、剣斬、スラッシュ、最光、サーベラ、デュランダルが揃って名乗り上げるのには何だか感動してしまいました。セイバーと言う作品はあまり好きではありませんでしたが、それでも様様な出来事を乗り越えて遂に此処まで来たのかと思うと感慨深いです。
 どうでも良いけれど剣斬と最光は「仮面ライダー見参!」「仮面ライダー最高!」と言っているみたいに聞こえます(何)。

□最終決戦

 歴代ライダー、歴代戦隊レッドが一堂に会しての戦闘は単純ではありますがやっぱり興奮しますなぁ。戦闘中にタイトルロゴが表示されるのも分かり易い工夫です。
 ただ声が相変わらず別人です。本人でないのは仕方ないとして、もう少し似せられないのですか? レッドターボとかファイブレッドとか響鬼が若若しい声なのは違和感しかありません。

□仮面ライダーリバイス

 そういえば夏の映画には次回作の主役ライダーがゲスト出演するのでしたなぁ。その事が頭に無かったので、誰が現れたのかと心が沸き立ち、新ライダーだと分かり落胆しました。そのままアスモデウスを撃破してしまい、嘗てオールライダー対大ショッカーでダブルがシャドームーンを瞬殺したのを思い出しました。まさかあれと同じ愚を繰り返すとは夢にも思いませんよ。
 しかも映画本編が終了した後に完全に“仮面ライダーリバイス”と言うべきパートがありました。結構尺もあるのですよ。これも含めて正直印象が良くありません。何と言っても片割れである木村昴のテンションが鬱陶しいのです。これを一年間見続ける事になるのかと思うと嫌になりますわ。

□アスモデウス

 何もバックボーンが語られなかったので、何故裏切ったのかとかどんな性格だったのかとか全く理解りませんでしたなぁ。

□巨大戦闘

 戦隊でもあるので最後には巨大な敵との戦闘も用意されています。目まぐるしいので全てを視認は出来なかったのですが、最後の最後にスーパーターボビルダーとマママが堂堂のセンターを飾っているのが評価出来ます。偉い!

□「先生! また会えるなんて」

 本郷猛が感極まりながら石ノ森章太郎に向けて絞り出した言葉ですが、相対しているのは縁も所縁も無い役者でしかありませんから感慨もへったくれもありませんなぁ。それに本郷猛は石ノ森章太郎に会った事なんて無いでしょう。本郷猛ではなく藤岡弘と言う意味合いなのかも知れませんが、これも相手が本人ではない以上茶番でしかありません。

□総評

 西遊記とか里見八犬伝ごっこをしている時はまるで春の映画と言う感じでしたが、後半は一応真面目にやっていました。良いところも悪かったところもちょいちょいあって結果的には凡作ですかねぇ。

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(21.7.22)