□「おい! 何でスカイウォールが無ぇんだ!」
最早単なるチンピラです。
□『エグゼイド』の登場人物
現役の『ビルド』も前作に負けず劣らず面白いのですが、登場人物への愛着はやっぱり一年間見慣れた『エグゼイド』の方が強いですね。登場すると落ち着きます。そして相変わらず常に行動を共にするくらい仲が良いのですねぇ。
□『ゴースト』の登場人物
正直、『ゴースト』はあまり面白くなかったのですが、タケルとかは別に嫌いではなかったと言うのが彼が登場して実感しました。
□「それでも、じーっとしてられない」
ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!
□檀黎斗
相変わらず檀黎斗で遊びますなぁ。これは好きになれません。
□『フォーゼ』の登場人物
JKが出ましたがどうして彼なのでしょうか? 此処はヒロインたるユウキではありませんか? ユウキを出すべきでしょう。ユウキを出さずしてどうするのですか。全く意味が理解りません。
□「何で生身で其処まで・・・」
ちょっと前まで生身で戦っていた龍我がそれを言いますか。やっぱり龍我は変身出来る様にならない方が個性が際立っていましたなぁ。
□「久し振り・・・でもないか」
誰か理解らなかったです。てっきり戦兎が記憶を失う前の知り合いなのかと思いましたが、普通に会話が交わされて途惑いましたわ。惣一だったのですか。口髭が無くなり服装を変えられると分かりませんわ。
□「エニグマを使って何回もパラドの世界に行ったんだ」
あんたですがな。
□「君にも何時か理解る時が来る」
映司がすっかり先輩になったと感じられる頼もしい態度です。
□映司の手が届いた
落下する龍我に伸ばした映司の手が届いたのが感慨深いです。
手が届くのに伸ばさなかったら死ぬほど後悔する。それが嫌だから、手を伸ばすんだ。
□アンクとの再会
アンクを易易と何度も復活させるのは快く思わないのですが、ちゃんと丁寧に描写されているのは『オーズ』好きとして嬉しい限りです。でもそれならこういう映画ではなく、『オーズ』単独の映像作品を作ってやって欲しかったですなぁ。
アンクが自分を構成するメダルを映司に託して消える事を選んだ意図が理解らなかったのですが、模造メダルでは何れにせよ早晩消える運命だったのでしょうか?
□オーズ変身!
満を持しての変身ですが溜めがあまりにも長かったので、変身失敗と言うネタなのかと思ってしまいました。
□バイクアクション
まるで仮面ライダーみたいなバイクアクションです。
□バイカイザー
ビルドがパラドと赤と青のライダーと呼んでお前も一緒だと言い返されていましたが、ライダーではありませんがバイカイザーも赤と青ですね。
□万丈龍我/仮面ライダークローズ
仮面ライダーとして戦うアイデンティティに悩む龍我を主役に据えたのは良かったのですが、クローズは負けてばかりで扱いが見合っていません。特に最終決戦で格好良く覚悟を決めて変身したのに、その後でやった事がビルドに届け物をして終わりと言うのは呆気に取られました。
□大天空寺に戻る御成
御成は何時の間に寺を離れていたのですか? それともミオさんが覚えていないだけで本編の最後でそうなっていたのでしょうか?
□総評
率直に言って面白かったです。大筋の展開が悪くありませんし、ぞんざいな扱いではないレジェンドライダーが豪華に飾っていて、非常に満足感が高いです。それに映画らしい派手で豪華な絵作りもありとても好みでした。
これまでの作品では異なる作品も同じ世界としていましたが、流石にスカイウォールがある『ビルド』はそれが厳しいのか別の世界としましたね。しかしそうすると今後の共演で一一理由を作らないといけなくなり面倒だと思いますがねぇ。
仮面ライダーの映画でこれだけ素直に面白く満足出来るのも久方振りです。良かったです。
(18.1.1)