第24回:今年は夏祭り自粛だった?来年こそは、パッパ パッパ パァロ ディ〜ウス〜「パロディウスだ!」

 

カレン:「バテバテー ><」
ロ ボ:「皆様コンバンハ、ダス!」
カレン:「あづ〜、だるぅ〜 −−;」
ロ ボ:「何ダスか、だらしない。夜は涼しくなってきたダス。」
カレン:「まだまだまだまだ昼間暑いよー ><」
ロ ボ:「まぁ、少し前までは、猛烈に暑かったダスが。」
カレン:「カレン、暑すぎて、あんまりゲームしてないヨ。」
ロ ボ:「ホワッツ?_? 四六時中、ゲーム漬けだったような気がするのは気のせいダス? あの姿は蜃気楼?」
カレン:「昨日なんか、たった18時間しか遊んでないし・・・」
ロ ボ:「・・・! どんだけ遊んでるんダスかっ!」 
カレン:「ふぇ? 少なくとも20時間くらいでないと、遊んだ気
     がしないけど?」
ロ ボ:「ヨヨヨヨ・・・。この暑さで頭がアレになっちゃったダスかー。シクシクシク T_T 」
カレン:「あーーっ! こぉらーっ! 馬鹿にしたなーっ!
      えーい、このこのー!(ムギュッ)」
ロ ボ:「No・・・・! ぐ、ぐるぢぃ・・・しかしコノ、背中にあた
     る感触はっ! 我輩、シアワセ・・・ホワァ〜ン。 デ
     モぐるぢぃ・・」
カレン:「どぉだー! まいったかー!」
ロ ボ:「ぐるぢぃ・・しあわせホワーン・・・ぐるぢ・・ほわー
     ん・・・ぐるぢほわーん・・・ グワ〜ン(混)」
ヴァル:「あらら、二人とも、暑いのに元気ですね。」
ロ カ:「乳繰り合うほどに、仲が良いのは大変結構デスガ」
カレン&ロボ:「ちちくりあってなーい
ヴァル:「ほっほっほ。 ^^」
カレン:「って、ヴァルさんとロカしゃん、浴衣だーっ♪」
ロ ボ:「風流ダスー。」
ロ カ:「お二人の分も用意してアリマスヨ。」
カレン:「この格好はっ! カレンの、浴衣というか、お祭りで
     太鼓叩く人っぽくない?」
ヴァル:「ぽいのではなく、完全に太鼓係りですよ。」 

 

 

カレン:「りょ、了解! それで、太鼓はドコ? ドコ?」
ロ カ:「タイコ、ワン、プリーズ!」
カレン:「ファーストフードかっ!」
ロ ボ:「・・・・あ、あの〜、太鼓って、もしかして我輩? 太
     鼓を叩くのではなくて、我輩自身が太鼓ダスか?」
ヴァル:「え? 他にあるの?_?」
ロ ボ:「シクシクシクシクシクシクシクシク (T_T) 」
カレン:「さぁっ! いっくよ〜! ドーン! ドドドーン!」
ロ カ:「予想通り、イイ音出してますねー。」
ヴァル:「メガドライブ並みに、大きな図体とコンパクトな
    (!)頭脳、やっぱりMD同様に、イイ音してるねー。」
ロ ボ:「良い仕事してますねー、みたいな感じで言わない
     で欲しいのダス! (T_T)」
ロ カ:「ところでヴァルさん、今更ながら、この格好の意味
     は? 一応、夏祭りシーズンは終わってマスガ。」
 
ヴァル:「今回、紹介するゲームは、ズバリ!盆踊りが含ま
     れてるので、こんな演出になりました。」
ロ カ:「盆踊り? では、普通に考えて、太鼓の達人?」
ヴァル:「う〜ん、惜しいっ! カケラも合ってません。」
ロ カ:「・・・・・オシイノ? Σ(°д°ll) オシイノ?・・・・」
ヴァル:「今回は、横スクロールシューティングの名作“パロ
     ディウスだ!”
です。」
カレン:「ほえ? 名作だけど、盆踊りは関係ナクナイ? 世
     界観的には、お祭りムードではありますが。」
ヴァル:「あれ? 知らなかった? ファミコン版の本作は、エ
     ンディングが盆踊り(パロディウス音頭)ですよ。」
ロ ボ:「・・・ちょっ! それ、ネタばれ発言ダス?」
ヴァル:「あぁ、大丈夫、ダイジョーブ! なにせ、マニュアル
     にパロディウス音頭の歌詞書いてあるし
。」
ロ ボ:「ほへー。 しかしファミコン版のは、見たことないの
     ダス。」 

 

 

ヴァル:「ではココで、パロディウスシリーズの歴史について、
     軽く触れてみましょう。ロカしゃん、お願い。」
ロ カ:「はい。 シリーズ初作品は、MSXだったのデスネ。
     88年発売で、タイトル名も“パロディウス〜タコは
     地球を救う”
デス。なんでしょうかコレ、微妙に24
     時間TV臭い
のデスガ。」
ヴァル:「そして90年に本作が登場です。最初はアーケード
     版で、その後、ファミコン、X68000、ゲームボーイ、
     PCエンジン、スーファミと、様々な機種に移植されま
     した。タイトルが“パロディウスだ!〜神話からお
     笑いへ〜”
となり、一気にメジャータイトルへと進化
     したのです。」
ロ カ:「内容的には、グラディウスのUあたりを、世界観が
     コミカルになり、ツインビーから派生したベルパワ
     ーウェポン
と、ルーレットパワーアップカプセル
     の存在が、特徴的デシタネ。」
ロ ボ:「ルーレット? パチスロなら我輩におまかせダス。」
ロ カ:「グラディウス同様に、パワーアップはパワーアップカ
     プセルを集める事で強化できます。1つ取るとスピ
     ードアップ、2つ取るとミサイル、という感じですが、
     ルーレット版のカプセルが時々混ざってまして、それ
     取ると、パワーアップゲージが、ルーレットみたい
     に、ちゃかちゃかと左から右へと延々と動き続ける
     のデス。」

カレン:「じゃあ、それ1つでオプション装備出来るってコト?
     普通のカプセルは5個集めないといけないので、お
     得?」
ロ カ:「ところが案外、そうでもないんデス。 というのも、パ
     ワーゲージ7つ目のパワーアップって、全装備がパ
     ーになるという、罠みたいな事になってまして・・・」
カレン:「そんなイヤガラセがっ! でもそれって、何の為に
     あるのか知らないけど、間違えて取らなければイイ
     んじゃない?」
ロ カ:「そこで厄介なのがルーレットです。死亡後の装備立
     て直し時はイイんですが、フル装備状態の時って、
     スピードアップかダブルか、全パワーリセットの三つ
     くらいしか残ってなくて、どれかを取らないといけな
     い状況になるのです。」
ロ ボ:「それは怖いのダスー。 ・・・うん?それ、敢えてルー
     レット回りっぱなしではダメなのダス?」
ロ カ:「気分的に落ち着きません! タラララッター!タララ
     ラッター!(ルーレットの効果音)・・・イラ・イラ・イラ
     イライラ、キーーーッ! ウットオシイ! ダブルで我
     慢しましょう。ポチッ⇒ブーーーッ!(全パワーリセッ
     ト取得の音)・・・!!!た、た、たいへんデス、おや
     びん!」
ヴァル:「誰がオヤビンですかっ!」 

 

 

ロ カ:「ルーレットだけに集中出来れば、リセット以外の選
     べるのですが、敵の攻撃の真っ只中では、難し・・・
     なんですか、この絶妙なイジメ感は・・・」
ヴァル:「せめて1段階パワーダウンくらいで、勘弁して欲し
     かったですね ^^;」
ロ カ:「そうした陰険な意地悪要素も含みつつ、本作シリー
     ズは、グラディウスとは、やや独立したポジションで
     進化していきます。そして決定版ともいえるのが、94
     年にアーケードで登場した“極上パロディウス〜過
     去の栄光を求めて〜”
です。」
カレン:「いわゆる、極パロ だぁーっ♪」
ロ ボ:「新キャラ多数追加。“コイツ”や“マンボウ”、“ミカエ
     ル”等の、オプションは付かずにショットパワーが上
     がるという、縦シューティングライクな機体が登場
     したのダス。見た目だけでなく、中身さえも脱グラデ
     ィウス
を果たしたと言えるのダス。」
ロ カ:「マンボウって、元ネタはコナミのMSXシューティング
     “スペースマンボウ”なんですね。」
カレン:「カレンは、ぷちデブ体系がキュートなミカエルがお
     気に入り〜。 って、ロボの操作してるソレ、バニー
     ガール?おやぢ臭ぁ〜!」
ロ ボ:「・・・ム!外見で判断しちゃ駄目なのダス。“ひかる”
     ちゃんを選んだのは、キチンとした理由が・・・」
カレン:「言い訳なんて、男らしくなーい! おまけに、ナニ、
     名前なんて付けてるのー? キモーイ ><」 
ロ ボ:「“ひかる”は正式名称ダス! これ選んだのは、オ
     プションの裏技があるからダス。」
カレン:「裏技ぁ? ふぅ〜ん・・・裏ビデオの間違いじゃ?」
ロ ボ:「実は“ひかる”ちゃんの装備、コナミの名作アーケー
     ドシューティング“サンダークロス”のパロディなの
     ダス。」
カレン:「さんだぁくろす?」
ロ ボ:「オプション4つ付けた状態で、パワーゲージをオプシ
     ョンに合わせると、通常は何もないダスが、“ひかる
     (1P側)”と“あかね(2P側)”は例外で、パワーアッ
     プボタンを押している間、オプションの間隔を変えら
     れるのダス。」
カレン:「あ、ホントだ! なんか、スゴイ。」
ロ ボ:「サンダークロスには、オプション開閉ボタンが設定さ
     れていて、その名残なのダス。どうダスか?エッヘ
     ン!」
カレン:「なんか悔しい・・・キィーーーーッ!」
ヴァル:「ほほほ ^^; そして、96年にアーケードで登場の
     “セクシーパロディウス”
です。」
ロ ボ:「そうダスかっ! プン、プン!」
カレン:「どったのロボ? その顔で不機嫌になると、いつも
     以上に変なカオー♪ おもしろーい♪」
ロ ボ:「ほっといて欲しいのダス。我輩、セクシーの言葉に
     騙されたのダス。動悸息切れ目眩を覚える程に期
     待しまくっていたのに、全然セクシーじゃなかった
     のダスYO!」 

 

 

ヴァル:「セクパロは、ステージ毎に“コインを300枚あつめ
     ろ”とか“くまのぬいぐるみを30体 破壊せよ”とかの
     条件があって、失敗すると面クリアデモ画面が変わ
     ったり、最終面で条件を満たせないとバットエンドに
     なるなど、ルート分岐的なモノが実装されました。」
ロ カ:「また、“ツインビーヤッホー!”から、人気の敵“シュ
     ーティングスター”も参戦、もはやパロディの枠を超
     えて、KOF化してます。」
ヴァル:「キング・オブ・ファイターズ?」
ロ カ:「KOF(コナミ・オブ・ファイターズ(戦闘機))って感じ
     で・・・」
ヴァル:「そうそう、忘れてましたが、95年には移植ではなく、
     スーファミ初オリジナル作品として、“実況おしゃべ
     りパロディウス”
が出てます。これは何と!実況付
     き!よくしゃべります。」
ロ ボ:「その頃のコナミはスーファミで、野球やサッカー、プ
     ロレスと、実況付きゲーム幾つかだしていたのダス
     が、まさかシューティングに実況とは・・・ ^^;」
ロ カ:「その昔、メサイヤがPCエンジンCDロムで“エルデ
     ィス”
という名の、おしゃべり系横シューティング
     出てました。同メサイヤの“改造町人シュビビンマ
     ン”と似た、シュールな雰囲気でした。」 

ヴァル:「と、まぁ、色々出た本作シリーズですが、現在は何
     故か、“オトメディウス”のシリーズに移行しちゃいま
     した。ぁ、別にケロロ軍曹の絵が嫌いとかではない
     のですが、なんだかコナミらしくない気がするのです
     よ。」
ロ ボ:「全くダス! プンプン! グラディウスといえば我輩
     にピッタリの硬派で渋い雰囲気が良かったダスの
     に。」
カレン:「あれ? セクシーに期待してた、どっかのエロロボ
     はどこいった?」
ロ ボ:「・・ぎくっ! ナ・ナ・ナンノコトヤラ」
ロ カ:「うーん」
ヴァル:「どしたの?」
ロ カ:「本シリーズって、今の話にあったように、極上あり、
     セクシーあり、実況ありと、内容テンコ盛りですが、
     本作(ファミコン版)って、地味じゃないデスカ?」
ヴァル:「結構、がんばってると思いますよ。遊園地ステージ
     という、本作限定のオリジナルステージもあります
     し、EDのパロディウス音頭といい、他機種よりスペ
     ックの低いファミコンながら、良く出来てますよ。」
ロ ボ:「サブタイトルは“神話からお笑いへ”ダスが、ファミコ
     ン版に関しては、“ファミコンから後継機へ”的な
     感じ
ダスね。」
ロ カ:「ほへん? それは、どういう意味デスカ?」
ロ ボ:「この辺りまでは、スペック的にアーケード移植が難し
     くて、どこかを切り捨てなくてはいけなかったのダス
     が、これより後のハード、スーファミやプレステやサ
     ターン以降になると、普通に完全移植可能なので、
     ステージ数カットや盆踊り追加等の苦肉の策がいら
     なくなったのダス。」
ロ カ:「なんかソレって、せつないデス・・・」
カレン:「で、でもさぁ、なんとかして付加価値を付けようって
     姿勢が、パロディウス音頭EDを生んだとも言えるん
     じゃない?」
ロ カ:「なんだか、セガハードによくありましたね、こういう感
     じ・・・」
カレン:「そう言えば、そんな気がする ^^;」
ヴァル:「つまり、それって、ややセガ寄りな私達だからこそ、
     ファミコン版に注目したってコトなのかも・・・」
ロ ボ:「やはりソレって、例によって、今回も?ダスか?」
ヴァルカレン&ロボ&ロカ:「(ダス)」 

 


ナレーション:「今回はこれで終了です。パロディウス音頭、ひいき目たっぷりに言うと、スゴク良く出来た盆踊りだと
         思います。実際に、夏祭りに使用しても充分に耐えうるクオリティーではないでしょうか。あの、東京都
         三鷹市とかで実現し、ないでしょうか、ね? さて次回ですが、久々に新作コーナーみたいです。
                                           それではまた次回デ〜ス バイバーイ♪」

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