ヤツボシハナカミキリ
Leptura annularis mimica Bates,1884
体 長 12 〜 18mm
出現時期 5 〜 8月
アジサイ類の花で採食するヤツボシハナカミキリ
安曇野市 2009.8.01
ツマグロハナカミキリとは別種とされていますが、正直なところ私はこの2種を自信を持って識別することができません。上の写真の個体は、基本型と呼ばれている上翅の斑紋の型ですが、ツマグロハナにもこのようなタイプがあります。
この基本型以外には上翅全体が黒色のものや、下の写真の個体のように黒い地色の肩部に黄褐色の紋がわずかに出るものなどさまざまです。体や触覚も変化があり、突き詰めて考えるとますます分からなくなってしまいます。
寄主植物は各種針葉樹から広葉樹まで広範にわたります。
針葉樹の倒木に産卵するメス
松本市 2006.7.08
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