ツマグロハナカミキリ
Leptura modicenotata Pic,1901 


  体  長    12 〜 17mm

  出現時期     5 〜 8月


ショウマ類の花で採食するツマグロハナカミキリ
安曇野市 2007.7.28

 ヤツボシハナカミキリと区別が難しい種で、それに関してはヤツボシハナカミキリの項をご覧ください。写真は典型的なものを掲載しましたが、上翅の地色は黒色から黄褐色までさまざまなパターンがあります。
 シイタケ栽培用ほだ木の菌打ちされた部位にメスは好んで産卵する傾向があり、菌類との関係が示唆されます。
 各種の広葉樹や針葉樹を寄主植物にし、松本地方では低地から山地にかけて普通に見られるカミキリです。


ほだ木の菌打ち部分に産卵するメス
木曽郡木曽町 2022.7.01


一覧に戻る