ピックチビコブカミキリ
Miccolamia (isomiccolamia) tuberculata (Pic,1918) 


  体  長     3.4 〜 6.4mm

  出現時期     5 〜 10月


ウリハダカエデの枯れ枝で静止するピックチビコブカミキリ
北安曇郡小谷村 2013.9.17(以下同じ)

 シナノキを寄主植物にする種で、長野県産チビコブカミキリ亜属4種の中では最も大形です。他の3種に比べ前胸側部のこぶはより発達し、上翅の小こぶも多い印象があります。
 シナノキやオオバボダイジュ、オヒョウの枯れ枝で採集されることが多いようですが、私はまだこれらの植物で発見したことがありません。
 写真は、体長6oを超える大型個体で、クビジロカミキリがいないかとウリハダカエデの下枯れ枝を探していたところ、芽と葉柄付け根の間にはまり込むように静止していました。


側面から見た同じ個体


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