カタシロゴマフカミキリ
Mesosa (Perimesosa) hirsuta hirsuta Hayashi,1965
体 長 11 〜 17mm
出現時期 6 〜 9月
薪材で静止するカタシロゴマフカミキリ
安曇野市 2006.7.14
上の写真のように、このカミキリが広葉樹の材上で静止していると、上翅の斑紋が背景に溶け込むと同時に、灰白色の紋様が体を分断する効果があり、優れた隠蔽模様になっていることが分かります。
松本地方では、ナガゴマフカミキリよりは数が少ないものの、土場や薪材の集積場所で普通に見られるカミキリです。昼間は材の隙間に潜んでいることが多く、夜間に材上を歩いたり交尾している姿をよく目にします。各種広葉樹とマツ科を寄主植物にしています。
薪材で交尾するペア
安曇野市 2006.7.19
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