テック HDCOM-001




HDMI信号をアナログ信号へと変換する
ダウンコンバーターになります。
主な使い道は、HDMI端子のみが搭載された機器の
ブラウン管HDTVへの映像出力です。





他にもプロジェクターやPCモニタなど、
皆様、時代遅れと知りつつも愛用の製品があるかと思います。

僕は『PLAYSTATION4』を『TOSHIBA 29ZP35』に1080iを映すために使用。
(或いは、SHARP 32C-PB500)

当然、損失はあるはずですが、
映像は美麗の一言……この程度のTVならば、十分に満足できるクオリティ




最大1920x1080の多彩な解像度を

・D-sub15ピン
・コンポーネント

のどちらかに変換してくれます。

もちろん、前者はDVI-Aへの変換が可能ですし、
後者はD端子への変換も可能ですので、
大よその機器は対応となるのではないでしょうか。

他、HDMI信号に乗った音声も

・光角型デジタル端子
・2chアナログ音声端子

のどちらかに変換してくれる優れもの
出力機器から音声を別取りする必要もありません。




実に多彩な付属の変換ケーブル





<注意点>

1、
この機器自体には、
何の機能も、操作形態も用意されておらず、
変換機側では、一切の映像信号の変更はできません。
あくまで、
大元の出力機器で設定された信号を
そのままアナログ変換するだけのシンプルな仕様です。

拠って、
出力機器側で1080p信号を出されても、
ブラウン管に映す事は不可能です。
先に手動で1080iや720pに出力解像度を固定できるハードウェアのみ
使用が可能です。
(PS4は1080iで固定可能)
加えて、先に機器側の映像設定を変更するために、
別途HDMI出力が映るモニタ環境が
ほぼ間違いなく必要となります。


2、
基本的にHDMI端子から電力を取る仕様ですが、
USB給電が必要なケースがあります。

PS4を接続した1920x1080解像度のインターレス出力(1080i)においては、
USBからの給電無しでは画面が映りませんでした。

PS4本体のUSB端子から給電しても構わないのでしょうが、
ゲーム機本体の電力は低く抑える方が良さそうなのでお勧めはしません。
所謂5V1A、1000mA系のUSBアダプタでは、
不足なのではないでしょうか。
この場合、5V2A以上が必要となると思います。


3、
映像を含め、ほとんど遅延を感じさせない
非常に優れた製品ですが、
音声レベルが少々下がっている気がします。
やや音量設定を大きくする必要があります。

ここは、無理にHDMIからの分配変換機能を利用せず、
出力機器側から個別に音声を取った方が良いのかとも思います。

PS4であれば、背面の光角型デジタル出力、
あるいは、コントローラーより3.5mm端子のステレオ出力が可能です。



全て繋ぐと、こんなにゴテゴテに……



コンポーネントのセレクタ代用が実に恥ずかしい(--;;




注意4、
試すと、HDCP信号が1080i解像度のままアナログで映るのですが、
これは、良いのでしょうか?
良いわけないですよね

僕は、HDCPオフ設定のPS4ゲームを遊ぶ目的で使用しております。
ご利用は計画的に。


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